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群馬県在住のおじさんがブログを書く

貴乃花理事解任

昨年末に騒動になった、横綱による暴行事件の問題で、年明け貴乃花の理事解任が決定した。

 

まず事件に関しては「体育会系や閉鎖的な集団ではよくあること」と思っていたし、貴乃花親方が警察に被害届を提出したことはよくやったと思って見ている。

しかし、貴乃花の理事として巡業部長としての責任を問う理事会や評議会のありかたには大いに疑問を感じる。

 

評議員の話を聞いていると今回の解任の理由が「事件後理事会に報告をしなかった」という、理事としての責任を果たしていなかったことや、「理事長が携帯電話に何度も電話をしたが折り返しの連絡もなかったなど礼を失している」ことなどのようで、それはおそらく事実なのだろうけれども、

 

「そんな理由で理事解任できちゃうんだ」

 

と思った次第だ。

相撲協会の理事は、その程度のことを理由に解任されてしまうし、解任できてしまうのだ。

そのことって、組織としてものすごく危ういし、巨大な脆弱性を後世に残すことになるんじゃないかと思った。

 

まあ、第一に「そんなにテレビで連日取り上げるような大きさの問題ではない」と思うことに変わりはないけれど、相撲協会はかなり自分の首を絞めるような結論を導いたなあ、と思う。