道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

電子書籍デビュー

きっかけは麻生幾「宣戦布告」が100円だったから。

「本が読みたいな」と思っていて、Amazonを見ていたら、電子書籍であった。

電子書籍もなんとなく知っていたけど、Amazonは専用の端末がいるかなとかなんとか考えていたし、なんだかんだやっぱり紙の本のほうがいいという思いがあって触手が動かなかった。そんなに本を読む人間ではないし。

でも自分のスマホでAmazonKindleアプリをインストールすれば、自分のスマホがそのまま電子書籍になることがわかったので、宣戦布告をダウンロードした。上巻。

 

そしたら思いの外自然な操作感と読書感で、どんどん読めてしまった。

特に2点。「いつでも、どこでもすぐ読める」点と「暗い場所でも読める」点、二点において非常に優れていると思った。

本を読まない人間にとっては、本と言うのは身近な存在ではない。読もうとしてから読むまでにはいくつかのアクションを必要とする。けれど、俺のようにスマホは四六時中手放さない人間にとっては「いつでもどこでも読める」というのは本が身近になる。

そして、暗い場所でも読める。夜布団の中、車の中、どこでも読める。特に夜の布団の中はそのまま寝落ちできるので便利だ。電気を消すというアクションを必要としない。すばらしい。

ただしAmazonKindle(本屋)には難点があった。それは支払いがポイントを強制的に使われてしまうのだ。

AmazonKindleは1クリック購入になると思うんだけど、その支払い方法が選べない。いやギフトとかは選べるのかもしれないけど、何をどうやってもポイントから使われてしまう。

一冊600円とか700円とかの本を数冊購入しただけで、それ分のポイントを消費してしまって、「ポイントが貯まったら普段購入しないような高価なものを買ってみよう」と思っているオレにとっては非常に不便だ。

 

そんな時に、AmazonUnlimitedを知った。

これは月額980円で、本が読み放題になるというものだ。これはいいじゃないか。

月に2冊以上本を購入すれば完全に元がとれる。読むとは言ってない。購入すればいいのだ。スマホの容量の範囲で、本を持ち歩ける。それなら普段は手が伸びないような本にも手が伸びて、つまらなかったら読まなくていいし、本を選ぶのも自宅や電車の中でゆっくり選べる。いいじゃないか。それにポイントを使われることもなく、本を身近に感じることもできる。

 

そんなことを思っていて、30日間の無料お試しに登録してみようかとしたら、AmazonReadingというものを発見した。

なにかと思ったら、プライム会員向けのサービスで、数百冊程度だけれど、その本が無料で読めるというものだった。おおこれは。

確かに数百冊程度というのは「読みたい本が読める」ということにはまずならないが、暇だから、ということで公民館の図書コーナーで本を選ぶとか、誰かの家の本棚を見せてもらう、程度にはなる。

とりあえずそれを試してみて、本読みとして物足りなかったらUnlimitedに移行しようと思った。いい。すごくいい。

 

で、誉田哲也の短編を読んで、今は横山三国志を読み始めたところ。

三国志、なかなか小説おもしろいのね。マンガしか読んだことなかった。

 

ところで麻生幾の宣戦布告はまじ面白くて、少し前にシンゴジラが流行った時にレビューを見ていて「それ宣戦布告やろ」と思った、そんな面白さがあります。

上巻だけでもぜひ読んで下さいお願いします。

 

 

加筆完全版 宣戦布告 上 (講談社文庫)

加筆完全版 宣戦布告 上 (講談社文庫)