映画クレヨンしんちゃん「爆睡!ユメミーワールド大突撃」見てきた
おもしろかった。俺はそんなにクレしん好きじゃないんだけど。嫌いでもないかな。まず絵が好きじゃなくて。
というより大人なのでアニメとか全般まったく見ません。子供の付き添いで行ってきただけ。
もともと映画館に足を運ぶなんて独身時代も数年に一度程度だし、結婚してもこの10年で一度アンパンマン行ったくらい。
それがここ数年はやれ妖怪ウォッチだのドラえもんだのクレヨンしんちゃんだのと頻繁に出かけている。
家でもDVDを借りて子供がドラえもんやらクレしんやらをいつも見ているので、クレしん映画は何本か見たことある。しかも繰り返し見ている。
以前どこかのレビューでクレしん映画の魅力は家族愛とアクション(追いかけっこ)にある、と書いてあってなるほどと思ったことはある。確かに去年の引っ越し物語とか、ロボとーちゃんとかあとなんか猿の王様みたいなアフロの人のやつとか、派手はアクションシーンが見どころだったと思う。
今回の作品はそうではなかった。ような気がする。
つまり今までのクレしん映画とは少し違うな、と思って見ていた。最後まで寝なかったから。
脚本に劇団ひとりの名前が入っていたのでその影響なのかな、とも思った。
すごくストレートプレイだなあ、と思ってみていた。優しい物語だった。
クレしんの代名詞とも言えるお下品や、言い間違いからの訂正突っ込みを見た記憶が無い。あったのだろうけどしつこくなくくどくなかった。おしりもあまり見ていない。
だからすごく見やすかった。
ギャグというか笑いのテンポもよくて、けっこうニヤニヤしながら見ることができた。
隣の若いパパは声を出して子供と一緒に笑っていて、ああこういうお父さんいいなあ息子羨ましいなあと思った。
物語はけっこう重たい話なんだけど、軽くあっさり流しているのは子供向けだからだろうし、ターゲットを大人に絞っているんじゃないかと思えるクライマックスなのはいつものことか。大人が子供に伝えたいこと、という感じ。
これ子供にわかるんかなあ、と思って心配していたところ、ウチの次男(小3)の感想は
「安村めっちゃおもしろかった」
だった。ああそういうもんだろうな、と思った。