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片平里菜ちゃんによる「最高の仕打ち」コメント

  片平里菜公式チャンネル

  ソースは片平里菜ツイッター 片平里菜 (@katarina_81) | Twitter


 2月3日に満を持して。本当に満を持して発売された片平里菜(敬称略)2ndアルバム「最高の仕打ち」早速少し聴いてみてやっぱり片平里菜すげーと思ったところ、本人アカウントにて曲の解説がされるという事態が発生し、ここにまとめたいと思った次第です。
 完全引用、だだまとめになります。が、リンクを貼ると重たくなるのでテキストのみ引用。おそらくきちんとした形でどこかにまとめられると思いますが、これはこれで記録しておきたいと思ったのと、TLの過去の波に流れてしまうのはあまりにももったいないので、という思いがあります。

 以下、2月3日夜の片平里菜アカウントツイートより引用です

本日2月3日 2ndアルバム”最高の仕打ち”発売しました‼︎ …すごいの出来ました。すでにいろんなところから感想が届いてます。うれしい。 ということで、今から全曲解説しますので是非RT&いいねをよろしくお願いします! #最高の仕打ち

1.この空を上手に飛ぶには
もっと大きく自由に生きてみたい、どこか遠くへ行きたい、学生時代の閉塞感と探訪心がふつふつと蘇ります。ぼんやり教室の窓際から、遠くへ向かう飛行機に憧れていました。実は続きもあるのですが今回はアルバムの序奏として。雑味のない透明な声をイメージしました。

1.この空を上手に飛ぶには
ピアノはthe HIATUSでも弾いている伊澤一葉さん。去年はライブでもRecでも思いっきりお世話になりました。ピアノにも人にもどこか影のある雰囲気が美しくて引き込まれてしまいます。

2.誰もが
ラジオ番組スクールオブロック企画で受験生を応援するために書き下ろしました。生徒さん(リスナー)の声をヒントに。孤独な時も困難な時も”今はまだ未来から試されている”だから”もう少しあともう少し”机に向かってみる。頑張る人へ。

3. party
あぁ最悪な目覚めだった。恋に破れたり嫌なことがあったり、でもいつまでもくよくよしてられない。私の大好きなヘアメイクさんが”笑ってないとやってらんないよ笑”っていつだか言ってたのが印象的で。戦う女性は笑ってます。今を楽しんでます。

3. party
アレンジはscandalさん。曲を書きながら女の子が堂々とロックしてるのをイメージして、真っ先にscandalだって思って。実際一緒に制作してみて気付かされたのは、当たり前だけど性別関係なく本物のロックバンドでした。

4.誰にだってシンデレラストーリー
誰になりたくて歩いてるの? 妬み嫉みって漢字から見ても女特有の感情。 "綺麗なわけじゃない、何かできるわけでもない、踏み出す勇気もない、信じれる強さもない" そんな”私なんか”を”私だって”に。

5. Love takes time
愛は時間がかかる、時間をかける。愛は時間が経って飽きるものではなく 時間が経てば経つほど味わい深いもの。だから焦らずゆっくり。私の曲では珍しく幸せに満ちている曲です。最後のラララはライブでみんなで歌いたいなぁ。

5. Love takes time
アレンジはクラムボン ミトさん。去年塩釜のイベントでお会いして、そのあとまさかアレンジも引き受けてくださるとは…。柏倉さんのドラムとミトさんのベースに感情を掻き立てられる喜びの曲となりました。

6.あの頃、わたしたちは
“誰かまたとりとめのない暴言を 潰れたシューズを 今日も吐きすてる” それぞれ傷を抱えて居場所を求めていた私たち。少し大人になった今、あの頃を忘れたくなくて思い起こしました。大人はわかってくれない、ただ反抗していたそんな自分が今どんな大人になったろう?

7.舟漕ぐ人
まだ福島で暮らしていた20歳の頃に書いた曲。アルバムの中でも最も古いです。ギターの響きに導かれてメロディと水平線が頭に浮かんできました。ただそこに広がる海を前にすると自分の人生をちっぽけに思う。でも きっと守るためならきっと海のように、大きく、強く、優しく。

7.舟漕ぐ人
そしてベーシストの須長和広さんにアレンジしてもらいました。去年リリースされてた須長さんのソロアルバムが素晴らしくて、、。この曲もアコースティックな優しいサウンドで、額に入れてしまいたいくらいに綺麗。風景画のような美しい曲になりました。

8.スターター
野球中継のテーマソングとして書き下ろしました。甲子園の高校野球プロ野球の試合を生で観る機会があり そのときの選手の闘志や会場の高揚感をまだ覚えてます。先発投手、何かを始める人、流れを変える人、そんな意味を込めてスターターという曲名にしました。走らせてくれる曲。

9.大人になれなくて
東京に移り住んだからこそ生まれた心境。新しい街に馴染んでいく自分と、いつの間にか遠くなっていく故郷に 寂しさと愛おしさが生まれました。自立しても大人になってもそんな気持ちはむしろ増していくばかり。Come Back Homeに続く故郷を思う歌。

9.大人になれなくて
アレンジはcinemastaffさん。同じレーベル同じ制作チームだったのでようやく共作が実現。ロックとポップのバランスが絶妙です。学生時代にバンドは組めなかったので、昔できなかった青春をやっと味わえた気分だった!

10.この涙を知らない
1月にリリースしました。"側にいるのに退屈してるの…" からはじまる恋愛ドラマ。この曲がきっとアルバム「最高の仕打ち」を広げる先駆けになってくれるだろうとボムしました。島田さんの編曲には出だしから掴まれる。

11. BADGIRL
"だって化けの皮を剥がせば BAD GIRL" もういい子でいるの疲れました、はいわたし悪い女です。ってドスの効いた声で歌い上げてます。ライブでもすでに歌ってますが破壊力が、、。笑 アレンジにベース亀田誠治さん、ドラム伊藤大地さん、ギター西川進さん、、!

11. BAD GIRL
、、あれ?なんと実は同じメンツでちょうど2年前もOh JANEという曲でRecしてました。しかもどちらもクリスマスに!そんなミラクルもあり、スリリングで爆発的なセッションを収めることができました。今年もスペシャルユニット カメリーナで歌いたいなぁ!

12.煙たい
依存しすぎると毒、でもやめられない。煙草をやめられない男の子をやめられない女の子の歌。この歌は個人的に本当に気に入っていて、石崎光さんのアレンジがまたねじ曲がっていて大好きです。灰皿を叩く音、ライターをつける音、よく聴くとそんな音も入っていてとても実験的。

12.煙たい
そして2サビ前の猫ふんじゃったもおちゃめ。快楽は幸せとは違うけれど、ふわふわ あなたに包まれていると気持ちいいなぁって、酔いしれたい。

13.最高の仕打ち
"悔しさは飲み込んで それでも上を向く君は 誰よりも美しい人になれる それが最高の仕打ち 最高の仕打ちをしよう" この歌を歌っているといつも大きなものを感じます。魂が救われていくような感覚は聴いている人にとっても同じだったらよいな。 この歌がすべて。

13.最高の仕打ち
そして、どんな音になったかはぜひ聴いて確かめてほしいです。もともとHawaiian6の勇太さんとバンドアレンジで詰めていましたが、悩み抜いた結果、1番自分らしい形で収録することができました。

14.そんなふうに愛することができる?
東京の水面下で愛情を求める人たちのお話。深夜の新宿に降り立って 工事中の南口を見渡してみたらなんだか寂しい気持ちになって 曲を書こうと思いました。"キスはしないで 触れたりしないで 繋いだりしないで" 独占するばかりじゃ愛情は萎えてしまう。

14.そんなふうに愛することができる?
そして編曲してくださったBabiさんはこの曲の言葉や世界について真剣に読み取ろうとしてくださり、とてもすてきな女性でした。繊細な音作りでまるで水の中にいるような浮遊感にずっと浸っていたくなります。

ということで、ALBUM全曲解説お付き合いいただいてありがとうございました! "最高の仕打ち" わたし自身を 聴いてくれる誰かを 自由にする最高なアルバムになりますように! ありがとう!