道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

大都会群馬から小田原まで行ったら安く行けた話

 その界隈では今更過ぎる話なんでしょうけれど、普段鉄道を利用しない俺みたいな人間にとっては久しぶりに驚きだったわけなので書いておこうと思ったりしました。ごきげんうるわしう。

 
  休日おでかけパス(JR東日本)


 いわゆるJRの「おトクなきっぷ」というやつの一つなんです。
 東京近郊のフリーエリア内を1日乗り降り自由という切符で、土日や指定の休日限定で利用できるものです。
 ただ、残念ながら「東京近郊」に群馬県は含まれておらず、栃木県経由ででかけなければなりません。最寄りでは足利駅からになりますので、桐生駅からの3駅、240円は別途発生します。
 で、これのお値段が2670円です。1日乗り放題でです。

 昨日ですが、ちょっと小田原に出かける用事がありましたので、これを利用してきました。
 以前から父がそんなようなことを言っているのは知ってたのですが、自分にはあまり関係なかったため知識もなかったんですが、今回調べてみたところまあ、安いぞと。

日付が入っているのでその日しか使えないと思われ。エリア内の駅の券売機で買える。なので群馬県民は足利駅などまで買いに行かないとならない。手数料220円で払い戻しもできるらしい。買いに行こう!

 話を簡単にするため足利から小田原に限って比較すると、通常運賃が3,670円だそうです。
 私鉄やJRなどを乗り継いで運賃を安く抑えても2,240円だそうです(yahoo路線調べ)

 これを往復に直すと、JRが7,340円。私鉄利用で4,480円です。
 これが、休日おでかけパスだと2,670円です。実にJRの通常運賃と4,670円も差額が生じます。
 これはとってもお安いのです。
 そしてまた、なかなかJRも便利になってまして、たとえば昨日は始発で出かけたのですが、

 5:21に桐生を出発して小山で乗り換え、そのまま湘南新宿ラインで戸塚まで行き、戸塚で熱海行きに乗り換えて、9:30には小田原に到着してしまうわけです。乗り換え2回というのはこれはとても便利です。
 帰りは1件別に寄るところがあり、恵比寿で途中下車したのですが、それでも料金は2,670円のままなわけです。そして恵比寿からの帰りも、湘南新宿ラインがありますので小山まで直通、小山で乗り換えて、約2時間半で桐生までついてしまうわけですね。
 これはなんというか、一人で行くには便利で安いなーと。
 確かに都内であれば私鉄乗り継ぎのが安かったりするんですが、それでもこれはいいぞと。

 しかもこれ、湘南新宿ライングリーン車ありますので、グリーン券を購入すれば小山〜小田原間はグリーン席で行くこともできるわけです。
 俺はこういう普通電車のグリーン車の利用をしたことがないわけなんですが、先日経験者に話しを聞いたところ、2階車輌なので、駅に止まっても扉が開閉しない(扉がない)ので、駅に停まったこともあまり意識することなく快適だ、と言っていました。なるほどその通りで、実は昨日も朝晩は駅のたびに寒かったのです。
 そのグリーン券の料金は休日で780円ということですから、二時間ほどの乗車を考えれば決して高くないわけで、そういう選択肢を踏まえた時にこれは実にお得なわけだなあ、と思うのです。

 車での移動が多くて慣れているし、車だと荷物を気にしなくていいし、雨でもいいし、好きな時間に好きに移動できるし一人だし歌えるし楽だなあ、とも思うのですが、電車というのはこれはもう、なによりですね、運転しなくていいんですよ。
 数時間にわたって運転しなくてよいので、本が読めるしスマホも見ていられるわけです。そして長距離移動の際は始発駅からの乗車が多くなるわけでして、その場合は座席に座れる確率が相当高いわけでして、それはつまり、「寝れる」ことを示します。
 前の晩数時間しか寝ていられなくても移動時間に少しでも眠れるわけでこれは、安心なんです。

 そんなことを考えながら1日出かけてまいりました。
 小山までの宇都宮線から小山からの両毛線に乗り換えた時のあのローカルっぷりがたまらなくてですね。
 あーやっぱり電車ってのはこうでなくちゃいけねーなー、みたいなことを思った次第でございます。

 たとえば、小田原まで休日おでかけきっぷを利用して、小田原から先新幹線利用して静岡県に出かけてもいいのかなーとか思ったりもするしですね。あ、その場合は熱海までグリーンで行ってしまったほうがいいのかとかですね、とにかくJR東海は普通電車が不便なんですよ。あれもうちょっとなんとかしろよ、と思いながら今日はこれでおしまいにしたいと思います。

 どうですか、そこらのライフハックなんかより役に立ちましたか県民の皆さん