道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

もはや群馬の銘菓は旅がらすでも焼きまんじゅうでもない。ラスクだ。

 まあ、地元民にとっては今更感にみなぎる話なんですけど、今日も食べたのでいっちょ書いておきます。

 群馬の真ん中へん、高崎の近くに、ラスク屋があります。ガトーフェスタ・ハラダです。ラスクです。ラスク。
 小さい食パンをもはやパン粉の塊のようにカリカリにしたものに砂糖がかかっているあの、駄菓子「ラスク」です。それを名物に仕上げたのです。おいしいのです。うまいんです。だから食え。食ってから文句言え。でも高い。たけえよ。自分では買えない。もらったときだけ食える。てか、この辺じゃ買えないんじゃないの? 売ってるの? 
 で、店舗一覧見ると、県内のみならず、新宿だ池袋だ、船橋だ梅田だと、一流百貨店の中に出店してるみたい。地元では何かのお祝いなんかに出席すると、お返しなんかにもらったりするほど、メジャー。群馬メジャー。

 特にオススメはこれ。
 ホワイトラスク

ガトーラスク「グーテ・デ・ロワ」の片面にホワイトチョコレートをコーティングしました。 ホワイトチョコレートにはガトーフェスタハラダ商品開発チームが国内外から数十種類を取り寄せ、「グーテ・デ・ロワ」の芳醇なバターの香りを引き立たせ、クリーミーなミルクの味も満喫できるクーベルチュールを厳選しました。 その絶妙なハーモニーをご賞味ください。 繊細なチョコレートを使用しているため、10月10日から5月上旬までの限定販売とさせていただきます。

 要は、ラスクの表面がチョコレートでコーティングされているっていう、なんだかわからんが夢のようなお菓子なわけですよ。うまいかうまくないかって聞かれれば、間違いなく、うまい。しかも暑いとチョコが解けるので、冬季限定発売っていう、ハードルの上げよう。
 
 いや。提灯記事を書こうなどとは微塵も思っちゃいないんですけど、うまいんですよ。これ、県外の人にどれくらい認知度があるのかまったく知らないんですけど、群馬土産としては恥ずかしくない一品です。一説には、もともとパン屋さんだったこの会社が、パンがまずくて売れなかったところ売れ残ったパンをラスクにして販売したところ図らずも好評だったのでラスク屋として成功した。などという風評も聞かれるような、そんなラスク屋さんなんです。
 いえ。これはあくまで噂であるし、俺は実際そんな話は一度しか聞いたことがないし、大体俺の住んでいるところからこの会社までは一時間以上の距離にあるので、その背景なんて知るわけがないんです。だったら言うなよっていうようなこともわかるんですけど、まあ、話の種に。とってもおいしいラスクです。

 たとえば「群馬行ってきたんだ。」とか言ってお土産を渡す時に、「温泉まんじゅう」ってのは王道ですけど、サスガにもう、みんな「あー。おいしーよねー。」くらいのテンションでしかないでしょう。どこでもあるしね。かといって「はい。お土産のネギ。」とか「こんにゃく」ってのもシュールすぎるわね。じゃもちょっとポップに「こないだ勝訴した蒟蒻畑だよ。」ってのもありがたがられないし。じゃあ。ですよ。そこで。ですよ。まさかだからといって「旅がらす」ってのはない。ないない。そこで「おみやげ。ラスクだよー。」「え。。。ラスク?」「うん。ラスク。」「(ラスクって・・・パン粉の塊に砂糖かけただけの駄菓子かよ。お前、死ねよ。氏ねじゃなくて死ね。)あ。ありがとー。にっこり」てなところへ、このラスクだったら、

 「え。ちょ。なにこれ。あ。。。。軽い。。。甘すぎない。。。やさしい歯ざわり。。。もう。。いっちゃう。。。」

 ですよお客さん。
 てか、ここまで書いといてなんだけど、飽きてきたな。正直そんなたいそうなしろもんじゃねえし。でも、うまいんよ。ホームページでオンラインショップしてるみたいなので、お金に余裕のある人は買って食べる価値あり。もしくはお歳暮にする価値あり。

 特に以下のような方にオススメ。
 ラスクが好き。食パンが好き。砂糖が好き。お菓子が好き。ちょっとおしゃれなお菓子が好き。群馬が好き。群馬が大好き。群馬ファン。まんぐーじん。自民党支持者。反民主。海が嫌い。山が好き。温泉が好き。スキーヤー。ボーダー。馬。デブ。あずきとぎ。

 というわけで、ぜひ、食べてみてください☆