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道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

北朝鮮がミサイルを撃ったよ!

 撃っていませんでした。というオチ。

 2月7日日曜日の朝だったかに「撃ったよ」とか「落ちたよ」とかのニュースが流れていて迎撃ミサイルPAC3がどうだったとかも話題になりましたが、夜から翌日にかけて報道がどうやらおかしい。

北朝鮮が事実上のミサイルを発射した件で」とか、「事実上の長距離弾道ミサイル」とか言っててよくわからん。
 で、俺の観測範囲でまとめると、「人工衛星を打ち上げました」ってのがどうやら落ち着く所らしい。でもってそれが成功して、地球上の衛星軌道にどうやら乗ったと。ですから今は上空数十キロ? とかそれくらいのところを北朝鮮人工衛星がくるくる回っている状態と思われます。

 で、国際社会はこれを非難したいわけなんですよね。
 でも非難したら当然、なんで人工衛星打ち上げたらあかんねん、ってことになりますよ。当然。お前らどんだけ衛生うちあげとんねん。と。
 それに対して国際社会はなんて言うんですか。

 って言う問題です。
「そらお前、人工衛星なんてちょっといじったらすぐにでも長距離弾道ミサイルの出来上がりやがな。そんなもん事実上のミサイル実験やないか。なめとったらあかんど」
 とでも言うんですかね。それはちょっと論が雑です。
 一方で北朝鮮には開かれた社会というか、せめて聞く耳をもってもらいたいと思っていながら、国内を豊かにする技術であろう人工衛星の開発実験を非難してしまっては何にもなりませんからね。
「これどこがミサイルやねん。人工衛星やんけ。お前らが国内なんとかせえ言うから宇宙開発もやって内需をあげたり気象予報の精度を上げていこう思っとるんやないか」
 って反論されたらおしまいです。

 そこで重要になるのが、国連で採決されたという「北朝鮮はロケットとかそういうたぐいのものの開発も実験もしちゃあだめですよ」という件です。
「お前らそれに違反しとるやないか」という論点で責めないといかんよね、ってことです。
「お前らいっつもいっつもウソばっか言いやがって。国民守る守る言うて一部の人間だけがいい思いしやがってそんなことばっかりやっとるから信頼できんねん。そんなお前らが軍事転用が簡単な技術を研究しまーすなんて言って信じられるわけないやろ」
 というのが「既に決まっていた」からです。
「それを破った」点が、責められる点なんだと思うんですよ。

 だから「事実上ミサイルだ」からダメ何じゃなくて「約束破った」からダメなんだってことです。またお前ら失点だぞ。ってことです。

 どうでもいいんですけど「事実上の」って文言て良いイメージないんですよね。頭にすぐ浮かんだのが「事実上の決勝戦」であって。それはまあ、事実上決勝戦みたいなものであって、ほんとは決勝戦じゃないわけですよ。でもまあ、それに勝ったほうが一番強いチームだ、みたいな意味ですよね。優勝候補同士が決勝戦前に対戦したりすることを指して言うわけです。

 でもそれってすごい陳腐で軽い言葉に聞こえるのは昨今のスポーツ実況が演出過多でうるさいからだけなんでしょうかね。
 だって決勝戦はちゃんとやるんだもん。ルールに則ってトーナメントなりなんなり組んで、抽選でかもしれないけど組み合わせを公平に決めて、それで一番強いチームを決めるわけじゃないですか。それなのに「事実上の決勝戦」とか、決勝戦を軽んじるような発言は俺はあんまりすきじゃないんですよね。
 競合扱いされなかったチームに対して失礼というかね。

 だから「事実上のミサイル」も、ミサイルに対して失礼かな。と思うんです。
 ほんとにミサイル実験した時にどんな非難をするんだと。そんなことを思いながら月曜日どうぞよろしくお願いいたします。