八木節教室はっじまっるよー!
31回目という、堂々たる伝統に裏付けられた八木節教室が、今年も開催されますよ!
さすが「伝統と創造、粋な街桐生」! よっ! 桐生!
しかし桐生に住んで十何年になるけど、伝統は瀕死だし、創造っても何を造ってるのかよくわからなかったり、粋かどうかと問われたらとても粋じゃないんじゃないかなと思うようなシーンもしばしばだけど、それでも桐生は伝統と創造と粋なわけです。
とにかくこれ、なにせ主催が桐生市だし共催が桐生八木節連絡協議会ですからね。確かなバックボーンですよ。
平日夜に10回開催で、7回参加すると修了証までもらえるという豪華さ。
しかも参加費が1000円! 道具は自腹なわけですけれども。
市長の名前でもらえる修了証!
これね、行ってみると楽しい、かな? どうかな?
俺は去年初めて参加したんですけどね、友達ができるわけでもなく、なんていうかある程度その世界のことを知っている人じゃないといきなりはきついのか? と思ったりもしたんですけど、そんなこともないと言えないこともないと思うんですよ。
誰かと誘いあって参加するってことができればいいと思う。
というより、俺みたいになんの八木節に対する背景がないまま参加するってことを想定していないのかもしれない。
町内ごとにあるような八木節サークル(子供会も含めてね)に所属している、または今後する人が、教室に参加するなりなんなりっていうことがスタンダードなんじゃないかと思います。
講師の先生も、八木節が上手な先生方ということであって、単に歌唱や笛や踊りを教えてくれるだけにすぎないわけでして、八木節教室に参加したからといってなにかがある、というわけではこれはなかったですはい。
いや、俺単純に歌唱を習いたかっただけなんですよ。民謡っていうジャンルにしてしまっていいのかと思うんだけど、発声法とか、リズムとか音程を取る練習とかさ、そういうことの基本に少しでも触れられるならいいもんだな、と。
でもそういうんじゃなかったので、なんていうかこう、消化不良でした。
去年参加したので今年もありますよ、なんて案内がご丁寧に観光交流課から来たんですけど、今年はスケジュールも厳しいのでやめようかと思っています。ただ、習いたいという思いはあるんですよねー。あと、歌唱と笛と両方習いたいという気持ちもぬぐえない。
せめてまったく未経験でなんのつながりもなく参加してきた受講者の受け皿みたいなものがかけらでもあれば、それはそれでいいのかなーと思ったりもしたんですよ。
各町の八木節サークルを紹介してくれるとかさ、なんかそういうのだけでも。うん。
そんなに広い世界じゃないと思うんですよね。八木節の世界って。だったら、ねえ、ちょっとでも、うん。
まあこういうのもコミュニケーション力が著しく低いからこその悩みなんですけどね。すみません。
というわけで、君もシルクホールで誰かと握手!
環境交流課に問い合わせるとけっこう親切に教えてくれるぞ!(人によっては)