天理教の話
珍しくはてなトップに天理教の文字が踊っていたのでどんだけdisってくれてるんだろうとわくわくしながら見たら、なんと好意的な記事でしょう。
一般の方から見るとそんなふうに見えるんだなあ、ってほのぼのしながら拝見しました。
はてブ界隈もなんていうか普通の反応で、天理教のことを嫌いな人は極端に嫌いだけど、そうでない人にとっては叩きがいのないほのぼの教団なんだなーと改めて思いました。中二病的な発想で申し訳ない。
それはなぜかというと、昭和初期〜昭和40年代にかけてのような勢いが今はもうなくなっていて、どっちかっていうと「無害」なほどに影の薄い教団になってしまったからなnっと誰か来たかな?
誰も来ないけど、神殿から結構冷たい空気が漂ってきているような気がする。
さて天理教本部ですけど、俺にとっては幼い頃から慣れ親しんだ場所であって、そんなに珍しいのかーとかえって不思議に感じます。
日本唯一の宗教都市ってほどでもなくて、宗教都市ってのは他にいくつもあると思いますよ。
天理市ですけど、確かに天理教本部が有名ですが、本部から少し離れれば決して天理教一色ってわけでもなく、時代的にも仏教や神道が非常に盛んな街です。なにせ、奈良市まで20分程度の土地ですから。
このへんのことって、あまりに内部過ぎてどこから話せば一般の方にとって聞きやすい話なんだかわからなくて、話す言葉がありません。
とりあえずブコメで一点気になったことがあるので補足しますと、天理教は明らかに新興宗教です。
今年は立教176年で、天保9年立教ということになってます。江戸時代ですが、盛んになったのは明治に入ってからです。江戸末期〜明治の宗教は「新興宗教」という分類です。昭和、特に戦後盛んになってきたものについてはさらに「新新宗教」などと分類されることが多いです。
社会の教科書にも、、三大新興宗教として、天理教、金光教、黒住教、などと列記されていたはずです。ですので、一般の方々が想像する「新興宗教」は、新新宗教をイメージすることが多いですが、それよりは一つ古い、歴史ある教団です、ということだけ付けくわえて、おしまいです。
ああ、今天理大学がホットワードだから(柔道的な意味で)天理教も話題なのかな? 今こそ炎上布教だ!