道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

乙武氏とレストランについて

ほとぼりがさめてきた頃なので、少し書きます。

いくつかの記事にブクマでコメントしたように、この件については俺は乙武氏を批判しています。
根拠は、即店名晒しをしたから。

乙武氏ほどのインターネットユーザーであれば、ああいうツイートをすれば周りがどういう反応をし、大きな騒動になるなんてことは十分わかるからです。

そして、相手は小さなレストランときたもんだ。
お互いの言い分がどうであるとか、事実がどうであったとか、そんなことは関係なく、「乙武、キタネエ」と思ったわけです。

俺がこれ、最初に意見として書いたのは、
「店主→良くない 乙武氏→悪い 店に凸してるバカ→最悪」
って感じでした。
店も、悪い、いや、良くはなかった。それは認めます。客をあそこまで不愉快にしたのだから接客業としては失格だという意見には、残念ながら賛成します。
それはやはり、そう言われても仕方ないと思います。

ただ、お客は神様ではないんですよ。
それだけは間違いないです。
そして、接客業のスタッフも神様ではないんですよ。だから、客だろうがなんだろうが、気に入らないものは気に入らないし、ムカつく奴はムカつくんですよ。

土曜の夜なんて忙しい時間に、予約の客が来たと思ったらスタッフとなにやらもめてて、それだけでも「何やっとんじゃこら」と思ってるところ、ようやく店が少し落ち着いたと思ったらスタッフが外に出て予約の客となにやらやってる。
そりゃーもう、イライラしますがな。

想像でしかないですけどね。
理想としてはそれでも、予約の客だし、断るにしても最大限の配慮をすべきでしたけど、もう、こいつらに構ってる時間そのものがムカついたりしてくることがあったりするわけですよ。

乙武氏が後の反省文でも書いているように、けんか腰だったじゃないですかねえ。どっちが先かはわかりませんけど、この時、店主はケンカになってもかわまないから、とっとと帰れ! と思ったんじゃないですかねえ。

乙武氏の予約の仕方が常識の範囲だったか非常識だったかはともかく、この時、この店主は「はあ? すかしたこと言ってんじゃねえよ! 無理なもんはむりなんだよこの非常識ヤロウが!」って思ったんでしょ。だから、ケンカに持ち込んでるんですよ。

つまり、乙武氏が車椅子だから断ったとかではなくて、乙武氏(たち)が気に入らなかったからお断りした、それだけのことのように思えてならないわけです。

店って、忙しいんですよ。
どこにコストを分配して、いかに時間を配分するかってのも十分サービスの範疇なんですよね。
だから、他のお客に迷惑だからと言われたとしたらそれは、車椅子だからではなくて、さっきからウチのスタッフとなにやらゴチャゴチャやってっけど、それだけでもう、他のお客への対応がおろそかになって迷惑なんですよね、ってことですよ。

もちろんこれ、想像ですし妄想ですからね。
まあ、サービス業の心とかなんとか言われても、そこに誤解があるままじゃいつまで経っても乙武氏はこの店で料理食えないです。
きちんとしたサービスを受けたかったら、きちんとした客にならないと。

そー思ってます。