道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

桐生市の庭山由紀議員に、心の底から怒りをおぼえます

 庭山さんが先日のエントリで、がれき受入れには法的根拠がないから違法なんだよね。なんてことを声高に叫んでいた。
「いや、それどころか、違法を繰り返す無法政策に賛意を示している者もいる。 お前たちは、文字が読めないのか? 国語力、読解力の欠如を、強く感じる。」 
てな具合に。

 あんまりがれき受入れそのものが違法だという主張を聞いたことがないな、と思っていたんだけど、考えてみたらその前の日に庭山さんは横浜だかどっかに勉強会に出かけていて、お勉強されてきたんだった。まさか前日に聞いてきたことを言っていたわけではないだろうけど。だって「お前たちは文字が読めないのか?」なんて言い方は、前日に得た知識をひけらかすような人の言動とはとても思えないから。

 そんなことを書こうと思って庭山さんのブログを見直していたら、とんでもない記事を見つけて、俺は今とても怒っている。ほんとに、ここ最近にないくらいハラワタが煮えくり返っている。
 それは放射能とかがれきとか関係のない記事だった。

 桐生市ががれき受入を表明してから一ヶ月余り、庭山ヲチをしてきた。反対派の意見もきちんと聞いていないと賛成できないと思って我慢して見聞きしてきたし、イライラしたり理解不能で悩んだりもしたけど、ここまで腹が立ったことはなかった。

 庭山由紀という市議会議員の資質を根本から疑う。
 それは

  「大人の見栄で子どもの“ツケ”は膨張する」(由紀日記)という、3月12日の記事だ。

 桐生市内のある小学校が適正配置によってなくなることになっているのだが、それに関連する記事。
 一般的な適正配置の問題としての記事であるならともかく、地元議員として個別の事案で書いているにもかかわらず、この無神経なものの言い方には腹が立つ。
 内容としては新しい校舎を建てるのに、誰が言っただのなんだのという記事で、それなりに意味のあるものだとは認める。しかし俺が腹立つのはそこじゃない。言葉の選び方だ。
 庭山由紀という議員は、地元市民のことも、地域の小学生のこともその親のことも、親身になって考えてはいないじゃないか。
 
 俺が頭に来たのは以下の記述。こんなこと自分のブログに書くのもいやだわ。

平成25年に南小学校が昭和小学校を吸収合併する。統合をまとめてくれた推進委員会への御礼だろうか。はたまたイヤイヤ統合されて来てくれる昭和の子ども達への慰みだろうか。

 最近はもう推進委員会の議事録もまったく興味がなくて吸収合併という言葉が正しいのか正しくないのかすらわからないが、「イヤイヤ統合されて来てくれる昭和の子ども達」とは何事か?

 エントリの本題とは関係のない部分なので問題ないと庭山議員が言うならそれまでだろうが、少なくとも、適正配置がどのように決定したかの経緯はともかく、昭和小の子供たちがイヤイヤ南小学校に行くなんて、俺は聞いたことない。 昭和の保護者たちや地域の大人たちの間には根強い反対があったのは認めるし俺もうんざりしすぎているけど、子供たちが「イヤイヤ来てくれる」なんて、いくらなんでも暴言だ。
 子供たちのことをまったく考えてない発言としか言いようがないじゃないか。
 庭山さんは議員としてこのブログを書いているのであって、知らない人がこれを読んだらどう思うのか。なぜ「昭和の子供たち」と名指しで言うのか。全世界に公表して言うようなことか?

 で、さらに、その、南小に建設されている新校舎がその「昭和の子供たちへの慰みだろうか?」だと?
 自分が議会や行政を批判したいからといって、子供達をダシに皮肉を言うなんて、ほんとに地元議員なのか? この人は。
 
 確かに小学校の適正配置など、全国的にも珍しい話ではない。小学校がひとつなくなるなんて、大きな問題じゃない。俺もそう思ってる。それでも、今現在その学校に通っている子供たちにしてみたら大問題だよ。
 来年から新しい学校へ通う、新しい友達がたくさん増える、先生も変わる、そういう不安がたくさんあるし、逆に、期待や希望もたくさん胸に抱いてる。大人たちより子供たちの方がよっぽど新しい学校のこと前向きに考えてるんだよ。
 それをなんだ? 「イヤイヤ来てくれる子供達」だあ?

 それとさ、言っとくけど、確かに今回なくなるのは昭和小だよ。南小に統合されるという形になった。だから昭和の子がイヤイヤ行くってか? それだけか? コメントは。 俺はさー思うんだけどさ。南の子だって、不安がたくさんあるだろう? 通う校舎こそいままでどおりだけど、来年からいきなり知らない子達が何十人も増えて、毎日を過ごさないとならないんだぞ? 新しい学校に通う方も戸惑いがあるとおもうけど、それを受け入れる側の子供達にとっても負担が大きいだろう? どーしてその点をもっと考えてあげられない? 選挙であんたに投票してくれる人たちの子供だってたくさんいるだろう?

 庭山由紀議員は、自分以外の桐生市議員や市職員をバカだの無能だのうんこだのと罵るのが得意だが、そのあんたが馬鹿にしてる議員や職員のうち、昭和小の子供たちをつかまえて「来年からイヤイヤ南小学校に行ってくれる子供です。」なんて公言する人間がいるとでも思ってるのか?

 ほんとーに腹が立つ! この人が、市民の安全だとか子供たちを守るとか言って、口汚いことを叫び続けているということが、ほんとに嫌だ。
 初めて庭山由紀議員に、議員辞職してもらいたいと思った。
 心から思った。