道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

予想以上に身体が動かない!

 1月9日(日)、今年の初蹴りってことで、クラブの親子サッカー大会があった。行ってきた。嫁さんと次男は実家が忙しかったので長男と二人で。

 恒例の初蹴りってことなんだけどもちろん俺は初体験で、ちょっと緊張した。全学年揃うとサスガに人数多いし。
 とりあえず朝も8時過ぎから寒い中集まって新年の挨拶もそこそこに小学校のグラウンドを走る。
 2月にマラソン大会に出るのでちょっと気合入れて走ってみた。うんまあ、ゆっくりのペースなら3kmはいけそうな感じ。

 学年別で親子対決試合だの、親子共同PK合戦だのが企画されてて、3年生は朝一から試合だった。
 朝9時から10分ハーフでサッカーするってどうよ。
 で、もちろん子供vs大人。3年生は10人でこの日は全員参加できたので10対10の白熱した試合になった。
 去年の春の親子サッカーでは3年生になったばかりの選手たちとだったので楽チンだったが、この日はかなり様子が違っていた。

 なんつーかこう、子供たちがみんな、速くてうまくて強くなってた。
 コートの広さにも驚いた。もちろん小学校なので子供用の小さいコートなんだけど、それでも広い。その中を自由自在に駆け回る子供たちに惚れた。
 パスを出してそれをもらいに行くスピード、パスのボールスピード、ディフェンスで対峙した時の落ち着きと、視線を含めて次を読ませないプレイ。なんかすげえ感動した。子供たち超本気だったしな。

 大人は、まあ、素人ばっかりなのでママさんたちがキャーキャー言ってる感じなんだけど、それでも俺も含めてパパさんたちが熱くなってるわけ。若いママたちを前線において、真ん中と後ろを父親たちでやったんだけど、まあ身体が動かないこと動かないこと。
 とにかく子供たちスピードがあるので、それより先にボールに触ろうとすると、速く走るしかない。速く走るのはまあ、頑張るんだけど、そうやってなんとか先にボールに追いついても、ボールを蹴る力が残ってない。トラップしようとしてもスピードを上げた走りからブレーキで止まる力がない。結局ボール際みんな子供たちに獲られて防戦一方。
 まあ、キーパーを元Jリーガーのコーチがやってくれてたので、点をとられはしなかったけど、点を獲ることもできなかった。

 とにかく自分の身体が思い通りに動かないのと、子供たちが一年足らずでこんなに巧くなってたのかってことがよくわかった、良い機会だった。
 二日以上経ってるけど、脚が痛い。

 で、最初のランニングの時に特に思ったんだけど、よく子供の運動会で豪快にこけてるお父さんの映像とかあるけど、あれってほんとだな。まあ、よく「気持ちは前へ前へと行ってるんだけど身体が付いてこないから転ぶ」みたいに言われてる。でも俺は子供の運動会で走ったことないし、仮に走っても転ぶほど本気で走らないだろうなーみたいに思ってたから実感なかったんだけど、今回わかった。

 ランニングしながら、前の人たちを抜くようにスピードを段々上げてみたんだけど、マラソン大会で本気モードで走るときって、地面を後ろへ後ろへ強く蹴るようにスピードをつけてたように記憶してるから、そのようにしてみようと思って、膝から下の回転を強めるように、地面を強く後ろへ蹴って、その脚をまた前に持ってきて、その間にもう片方の足は地面を強く蹴って・・・・

 ってやってみたんだけど、この、脚の動作が鈍い。脚の回転数を上げたいんだけど、上がらない。重い。いや。体重は若い頃から変わってないから脚が重くなったわけじゃないと思う。つまり、その脚を軽々と持ち上げてた筋肉が昔はついていて、今はそれが衰えてなくなっているということなんだな。と。

 で、言ってみれば、泥田んぼのなかとか、波打ち際とかを走っている感覚に似ているんじゃないのかなと。硬い地面の上を走ってるんだけど、一歩一歩足がずぼずぼと地面に飲み込まれて、その足を引き抜くのに余計な力が必要になるって言う、そういうイメージだった。その状態で走るって事は、延々と沼の中から足を抜き続ける作業の繰り返しなわけで、そりゃ、力つきてこけるわなー。と。


 あー話それた。んでその日はサッカーであんまりいいとこ長男に見せられなかったので、その後のゲームで頑張ってみた。最初のPKは二人して外しまくって賞品なしになっちゃったんだけど、次のジャンケン大会では子供組で長男が初戦敗退したものの、大人組で最後3人に勝ち残り、水筒みたいなボトルゲット。最後のゲーム、ラケットボール運び(バドミントンのラケットにサッカーボールを乗せて親子それぞれが持ち、手をつないだ状態で20mくらい歩く)では学年中唯一の完走で、またしてもボトルゲット。

 たまにはねー。「父ちゃんなかなかやるな。」と思わせておかないと、いざというときに困るんですよねー。

 というわけで、なんだか楽しかった親子初蹴り大会でした。おしまい。