道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

令和に初めてエヴァンゲリオンを見たので感想書く

世間は芸人と闇営業で盛り上がっている。

盛り上がるべきは闇営業ではなく、反社とのつながりがあること、反射の資金源になってしまうことの問題点をきちんと整理してもらった上で、反省するべき層は反省して共有したいところ。などと考える。

とりあえず南海キャンディーズが名前上がって無くてよかったです、ってところと、某アイドルグループの運営とかが反社側に名前を連ねていなくてよかったなというところです。

 

 

あと、エヴァを見ました。初めて見ました。だって45歳おっさんだもの。

放送当時は1995年ということで、大学卒業していた頃かなあ。大学時代、寮生活でテレビはほとんど見ていなかったから、まったく知らずに過ごしてしまった。

それに、アニメを見る方ではない。

ガンダムも、ファーストは子供の頃アニメや映画を見たけど、Ζ以降はまったくわからんといった感じ。

 

エヴァをネトフリでザーッと見た感じでは、まあ、主人公が14歳の子どもたちであることと、TVアニメであるから若年層をターゲットにしているであろうことで、登場する大人たちもずいぶん若いな、という感じで見ていた。

つまりおっさんが見るには表現的に幼いので、我慢して見た、という感じ。

 

で、結局セカンドインパクトってなんなのかわからんし、アダムってなんなのかわからんしってところだったなー。

ゲンドウ、リツコ、ミサト、という主要キャラクターも、みんな何らかのトラウマを抱えていて、それはつまりチルドレンが大人になった姿なのかねー、と思いながら見た。

 

んでも結局惚れた腫れたってところで重要なポイントが描かれてしまうのは、人間物語であるところのエヴァであればそれはそうなのかもしれないけど、正直残念なところでもあった。リツコの母ちゃんのアレとか。

レイは結局、奥さんだったってことでいいわけなんかなー。

ではエヴァはなんだったんだろう、というのがわからん。

ミサトは加地をどこまで利用したんだろう。加地は結局どこの何だったんだろう。

ゼーレって結局? ってところが、初見ではまったくわからんまま終わってしまった。

 

セカンドインパクトは自然災害だったのか?

人為的なものだったんかな。

使徒は、ヒト(シト)?

 

とか、深読みしなくても疑問が湧いてくるんだけど、答えがわからんままだった。

最後の2話は、舞台演劇みたいな演出とセリフ劇で、よくわからんかった。人類補完計画って? ってのもわからん。でもアニメの演出としてはおもしろかったし、舞台好きな俺としては好き。

 

最初にシンジがエヴァに乗って使徒にやっつけられて初号機が暴走したっていうあの伏線は、エヴァ使徒のコピーだったってことか。

てことは、弐号機、参号機以降のそれらは結局なんだったのか。初号機だけが特別だったのか。それはつまり、ゲンドウが、ユイ(またはレイ)を素に、シンジを乗せるために造り上げたのが、初号機だったってことなんだろうか。とか。

 

あととにかくわからんのが、なぜネルフはあれだけの規模の組織で影の支配者みたいなのもいるのに、ミサトやリツコしかいないのかと。それがとにかくわからなくて、結局幼稚な組織っていうイメージに終始してしまうんだよねー。

戦隊ものかよ、っていう。。。

まあ、地球上に生き残ってる人間がわずかでしかないと考えればってのもあるし、闇の組織なんだから勤務者も少なくて当然ってのもあるんだが。。。

しかし国連とか表の軍隊に対してもそれなりに権限を発揮するシーンもあるしなあ。。。

 

あと結局死海文書ってなんだったんだという

 

俺はこのへんの物語を見ると、大体原作版ナウシカに直結してしまう人間なので、死海文書ってのが腐海文書に見えて、ああ森の人、とか、ああ土鬼のね、とか思ってしまったりするんだけど。「我が名はオーマ!」とかまぶたに浮かぶ。。。

 

ナウシカと言えばナウシカの最後もセリフ劇。ナウシカと神(人為的神?)との押し問答で終わってしまう。しかしあのラストにはしびれた。本当にしびれた。

 

とにかく全部エヴァを見終わりました。

なぜ今頃見ようかと思ったのかといえば、シン・ゴジラがあまりにも面白かったから。

映画とかまったく見ない俺だけど、シン・ゴジラだけは、アマプラで2回見たんですよ。まだ見たい。

その人の出世作というか、そういうものだと聴いたので、エヴァを見ました。

ほんとうに予備知識も無く見たので、最初、「主人公の綾波レイがあまりにも出てこないし活躍しない」ことが不思議だったし、敵モビルスーツが出てこないんだなーって思ってたし、アスカっていう女の子が出てきたときも「あれ、増えた」って驚いた。

トウジの妹の伏線の割に、トウジがパイロットになったところはもう少し葛藤が描かれるのかと思ったけど、シンジのためだけに終わってしまったなーとか。

 

あと、ミサトは加地を撃ったの? とか、最後は結局リツコとミサトは殺されたの?

とか、よくわからんままに、終わったので、これは映画版を見ていくとわかるのかなーと期待して映画を見たくなる程度に、おもしろかったです