初級者の肉じゃが ~ カレーの材料でできる
初級者料理のカレーの作り方を喋ったところで、それと同じ材料で、肉じゃがもできるし豚汁もできるよ、ということを言っておきたい。
材料が同じどころか、途中までは工程がまったく同じでできるだけでなく、肉じゃがはフライパンのままで作ってもいいというか、その方がいいかもしれない。
鍋を使わなくてよいことになるので、下手するとカレーより簡単だ。
肉じゃがの話をするまえに、「和風の、なんか、その、煮たやつ」がどのようにできるのか、ということなんだけど、それはもうけっこう単純で、
「砂糖と酒と醤油を入れて煮ると煮物になる」
ということ。
分量はそれぞれまあ、あるんだけど、とりあえずダシと、砂糖と酒と醤油入れてぐつぐつやっとけばそれなりの味がつく。
基本的な分量は、水カップ1に対して、砂糖大さじ1/2,酒大さじ1/21,醤油大さじ1,くらいじゃないかと思う。レシピでも見てくれ。
ただこの、水カップ1に対してどれくらいの「比率」で酒と醤油を入れればいいかっていうことだけ覚えておけば、あとはなんとかなる。
カレーのように、切った具材を炒めたら、そこにカップで計りながら水を入れる。
具材が沈まない程度の水でいい。
それがカップ2杯の水だったら、砂糖と酒を大さじ1ずつ、醤油は大さじ2,ということになる。
その「比率」さえ覚えておけば、レシピ通りの分量で材料を揃える必要がないのだ。
冷蔵庫に入っていた大根や豆腐や白菜やテキトーな量の肉とか、そんなのをジャっと炒めて、それに水を入れたら、その水に対しての比率で調味料を入れていく。
入れていく順番は、まずダシ。
次に砂糖、酒。
砂糖酒を入れて具材が柔らかくなるまで煮たら、醤油を入れて味を整えて、味を染み込ませるように煮込む。という感じだ。
肉じゃがもその工程でできる。
カレーが作れるあなたは、肉じゃがは今日にでもできる。
最後ちょっと味が心配だったらめんつゆ足しとけ。間違いない。
次は豚汁を作ってみようと思う。