道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

auでんきを申し込んだよっ!

  auでんきのページ


 4月1日から電力が自由化になるらしい。という話は聞いていたし、東電からのお知らせも来ていたような気もする。
 でも電力自由化ってなんのことかわからなくてググるも、なんのことかわからんのだ。
 東電のページを見ても、東京ガスのページを見ても、解説してくれてるページを見ても、電力自由化のメリット、というか、電力会社を選択できることのメリットやデメリットが並べられているだけで、「電力自由化ってなんなん」ってことがまるでわからんかった。
 そこがわからんままどこの電力会社にしますかって言われても選びようがなくて、結局今のままでいいよってことにしかならない。ウチで言えば東京電力以外に選択肢はないんじゃないの。と

 ちょっと待てよ。ギャル風に言えば「待って待って」
 この感覚どこかで感じたことがある。そうそれは、あの、あれ。。。そうあれ。
 そう、あの時のアレ。もぅマヂムリ。。。
 あのほら、あの電話の、NTTとか東京電話とか選べるようになった時。あのあれ。そうあの。

 マイライン。そうそれ。

 あの時も散々テレビでコマーシャルを見ていた。記憶に残っているのは東京電話だったかな。一円単位で課金するとかで、大根の値段とかけて主婦に猛烈アピールしていた。
 「東京電話にすると電話代が安くなるんだ」と思ったけど、どこも同じような話はしていて。結局どこにしていいかわからないし、そんな聞いたことのない会社に電話の契約を変更するなんてちょっと怖い。という感じがしていた。
 結局、多くの人がマイラインの申し込みをしないまま、4区分ともNTT系列になっていることと思う。4区分とは、市内通話、県内市外通話、県外通話、国際通話、のことで、そのう市内通話と県内市外通話が東西NTT、それ以外がNTTコミュニケーションズ、ということになっているのだろう。

 結局マイラインは4区分あって複雑でわかりにくく、また、その後の携帯電話の普及によって皆さんの意識に定着することなく今に至っていることと思う。

 その「電話会社選択サービス」マイラインと、今回の「電力自由化」は同じようなことなんじゃないかと思った。

 で、心配なのは実は料金面じゃなくて、新規参入会社で大丈夫なの?ってことなんだけど、説明によるとそれは心配なしとのこと。なぜなら送電設備などは従来通りのものを使用するからだと。新規参入会社は電気を作って大元の所までは送るけど、そこから各家庭に送電するのは、従来通りの電線や設備を使用するってことで、停電になりやすいとかそういう心配はなさそう。それもマイラインに似ている。NTT局舎内に各電話会社の設備を置かせてもらって、そこから局舎間を自社通信網で結ぶ、みたいな感じだったはず。NTT局から家庭まではNTTが頑張ってくれるとか。確か。

 ただそれなら安心かと言えばそうじゃなくて、もっと重要で心配なのが、「メンテナンス大丈夫なんか」ということ。安かろう悪かろうでは困るのだ。いくらしっかりした態勢を敷いていても、経験の浅さはどうにもならない。平時は問題がなくても、不測の事態に対応できるかどうかは、経験がものを言うからだ。特に電力という場合によって生命に関わるライフラインの場合、僅かな割引でリスクを抱え込むのは避けたい。
 その点はよくわからなかったので、知り合いの電気屋さんに聞いてみた。
 そうしたところ、「2020年までは、設備関連も含めて従来通り東電が見るという約束にはなっているので何があっても大丈夫だそうだ。20年以降は、自社の設備は自社で面倒見るということになりそうなので、それ以降は信用できるできないの差はでてくるかもしれない」というような話を聞いた。
 それを信頼するならば、20年まではお試し期間として乗り換えてみようじゃないかと。そう思ったのだ。
 マイラインと同様、いつ乗り換えをしても大丈夫なはずだ。手数料もしらばくは取らないだろうし、手数料が発生してもおそらくキャッシュバックなどの措置をどうせ採るだろう。

 ということで具体的に電力会社を選ぶことにした。

 電力会社を選ぼうと思った時に、彼らはまず第一には値段で勝負してくる。どれだけ割り引きますよとかね。
 新年早々大々的に打ち出してきたのが東京ガスで、基本料金を270円割り引きますよ、とか時間帯によっておトクなプランを用意してますよ、とか。
 ナメてんのか。270円の節約ってなんだよ。そりゃまあ、節約には違いないけど、そんな大々的に言われても、長年の東京電力の信頼感を覆すほどじゃないわ。半額とまではいかないけどせめて2割安くらいじゃないと変えねえぞこら。と思っていて色々見てみたけど、どこもかしこも値引きが小さい。なんだそりゃと。
 これじゃあ変える必要ねえじゃねえの東京電力さんよろしくな、と思っていた所、auでんきが、5%キャッシュバックだってことを知った。

 細かいこと言うと、月間8000円以上で5%のポイントバックだってことだ。
 うちはおかげさまで夏冬のピークになると3万を超えるんですよ。電気代。安くても1万を下回ることは決してない。
 仮に3万だとすると、5%は1500円となり、その割引率は他者を圧倒する。

 付け加えると、関西電力関内の場合は、auと提携しているらしく、最大12%のポイントバックがあるそうだ。それはすごい。なんでそうなってんのと。

 もちろん、auでんきなら、なんでも5%割引じゃあない。月間の使用料が8000円未満の場合は1%や3%なのだ。それも、「auでんき割」に申し込んでいる必要がある。
 auでんき割とは、要は家族がauユーザーであって、au電気を契約していると電気代が割引になりますよってやつだ。

 それからポイントバックなので、現金値引きじゃあない。
 それを現金化するには、auのクレジットカードを作ればいい。auユーザーならauショップ窓口で簡単に手続きができる。
 「auWALLETクレジットカード」というカードを作って、そのケータイと電気の支払いをカードからの引き落としにすればいいのだ。
 そうすると、カードのショッピング利用分となって利用額に応じてポイントが貯まる。条件を満たしているのでこの場合は200円で2ポイント。つまり1%のポイントだ。

 別に、auWALLETクレジットカードからの引き落としにしなくてもカードのポイントはもちろん貯まる。だが、大事なのは、まず、auでんきの割引が、利用額からの値引きではなくauWALLETポイントでのポイントバックであること。
 そして、またここが大事なのだけど、auWALLETポイントは、3000ポイント以上貯まると、「クレジットカードの請求額支払いに充当できる」からなのだ。実質現金化できるってことである。

 貧乏人がクレカを利用してポイントを貯める時、まず、年会費が無料かどうかを気にする。無料にするための条件として、どーのこーの。それを満たしたうえで、ポイントを貯める。
 次に最も大事な点が、「貯めたポイントをどう利用できるか」なんじゃなかろうか。
 せっかくポイントをためても、交換できるのがJCBギフトカードとかだと、田舎だと使えるところが少ないとか、使えるところがあったと思ったら百貨店ばかりで安い店で使えず割高感ばかりが残るということが少なくない。

 だからこそ、安売りスーパーや家電量販店やネットショップなどのクレカを作って、「安く買い物ができる店」の商品券やポイントと交換するのだろう。
 「貯めたポイントをどう使えるか」それが、「クレカを利用してお得にポイントを貯める」ことと同じくらい大事なポイントなのだ。

 それが、このauWALLETクレジットカードの場合は「現金化できる」という点で優れているのだ。
 そして、auでんき割によって、電気利用料の5%がキャッシュバックされてくるわけなので、これは、現時点で相当お得な電力自由化だと思ったわけだ。

 特に今のところauでんきに申し込んだということで特典はなかった。が、auWALLETクレジットカードは3月までのキャンペーンで、上記条件を満たせば最大4000ポイントプレゼント、というのはやっていた。
 今後キャンペーンを各社張ってくるだろうから、おトクなキャンペーンを見かけたら乗り換えを検討してもよさそうだと思う。

 特に関西電力管内で、auユーザーで、月間の電気料金が一万円を上回るご家庭は、au電気無敵だと思う。

 あと、手続きはauショップ窓口ワンストップで簡単です。
 以上です