道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

同じ空見上げる前にやるべきことがあるのではないかというようなこと


 我らがゆるキャラであるキノピーが、ゆるキャラグランプリ途中経過で94位で苦戦していますので投票してくださいみたいなメールが市から来ましたがまっぴらごめんです。いかがお過ごしですか?

 今日は長男が二学期の中間テスト二日目でありまして、今回はいよいよ危機感を持って挑み、スケジュールを開けて夜一緒に勉強したりしてみたのですが、現状が思ったよりも重症で、ちょっとこの先の人生のあり方を模索しなければならないかもしれないと悩んでしまっています。

 ところで最近は西野カナなんかを聴いているんだと先日も申し上げましたが、そういえば昔から若者の恋愛シーンでよく使われるフレーズ「同じ空見上げてる」というものについてちょっと考えてみてしまったのです。

「同じ空見上げてる」

 別に、西野が唄っているとか、今の若者はとかそういうのじゃなくて、こんなの俺達が若いころからだって、いやもっと昔おそらく戦前いや江戸時代いやまて平安の時代から言われていることであろうと。
 君もあの月を見ているのだろうとかね。
 いや。月ならいいんですよ。星でもいいですよ。でも空ってなんだよ、って思っちゃったんですよ。思っちゃったんだから仕方ないだろう。

 空を見上げているのはわかるよ。空が一つなのもなんとなくわかる。でも空ってつまり宇宙のことで、地球から見上げて宇宙はまあ、ひとつというかなんだその、同じ空間? なんかどうかわかんねえけど、それってつまり、あまりにも広大すぎるだろ。と
 そんなことを今更想ってしまったのだから仕方ない。書かざるをえない。
 あまりにもスケールが大きすぎてそれはもはや「おなじものを見上げている/見ている」とは言えないのではないかと。
 宇宙を取り上げて「うふ。私とあなたとおんなじはーと」とか言うのはいささか雑過ぎるだろうと。せめて同じ大気を呼吸しているとか、あなたのおならを私は今吸い込んでいるとか、私の尿がいつかあなたの飲水になりますようにとか、そういう、あくまで限定的な空間であってしかも物理的に可能性の有りそうなもののほうが、愛が具体的に表現されるし、それだけ彼彼女のことを愛しているということが伝わるのではないだろうかと思った次第です。

 ですからどうぞティーンの皆様には今後、

「あなたが私のいる方角にむけておならをしてくれることを祈っている」
とか
「私のした尿が海で蒸発してあなたのいる地方に雲となって流れていきますように」
などと愛を綴ったほうが、相手に気持ちが伝わりやすいのではないかと、年長者からのアドバイスです。
 
 なお私は、自称乙女心研究科でもあります。かれこれ20年くらいやっていますので、そのあたりも考慮の上で採用には積極的になっていただけたらと思います。

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