道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

ネットがつまらなくなったのはにちゃんねるが衰退したから

 バレンタインの頃にこんなこと書いてたんですけど、なんとなくまた書きます。

 結局のところ「半年ROMれ」がなくなったからじゃないのかなって思うんですよ。「過去ログ嫁」とかね。
 別にそれは2ちゃんじゃなくてもいいことなんだけど、SNSの台頭によって巨大匿名掲示板であるところの2ちゃんが衰退して、ネットリテラシーの基本であるところの「半年ロム」「過去ログ読む」をしないから、みんなバカをさらすんだという結論に達した。
 固定アカウントで、中には簡単に個人を特定できるアカウントで、ましてや実名だの顔写真だのさらけ出したままバカをさらす。

 誰でも、初心者のうちはバカなんだよ。それは仕方ないし、悪いことじゃない。
 それが匿名掲示板だったら、やり直しが簡単にできるわけよ。だけどSNSだとやり直しができないじゃない。リアルに「アイツバカだ」ってことになっちゃうから。しかもご丁寧に半永久的にその記録が保存されてる上にいとも簡単に検索結果に登場する。

 子供たちにネットを触らせる際に「親や先生に言えないことは書き込むな。たとえ友達同士のやりとりだとしてもだ」と口を酸っぱくして教えてます。ネットに「書き込む」のには相当な覚悟が必要なのに、あいつらポンポン書きすぎだからです。
 友達がどんなことを書いていても、お前だけは、親や先生に言えないことは書くな。その話はネットではなく直接会った時にしなさい。と教えています。いずれわかる。と。

 それに今のSNSのタイムラインの形状から、過去ログ読めなんて不可能じゃないですか。
 ネットに限らず定期的に初心者が現れてバカを晒すわけなんですけど、今のネットはその周期があまりにも早くて、毎日溢れてくるバカと、それを釣ろうとするサイトとの薄っぺらいやりとりを、見ていてうんざりするのです。