道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

同窓会に行ってきた

 中学の同窓会に行ってきたわけです。アラフォー厄年ど真ん中の世代としては、実に卒業して25年が経過しているわけで、行った先で出会うのはほぼ「知り合いかも知れないが友達ではないかもしれないというか、知り合いと言っていいかどうかすら怪しい人たち」であった。

 俺あれなんですよ。高校がちょっと町外れの学校だったもんで、同じ中学から進学したのは6人だけだったんですよね。そんなわけで、中学卒業以来あんまり、オナチュウの人との接点がない。同窓会っていうものも、確か成人式のときにやった記憶があって、それは出席した記憶があるけど、誰と何を話したのかとか、どんな様子だったのかとかそういうことは覚えていない。
 なにせ成人式すら20年も前の話だ。
 誕生して中学を卒業するまでに15年。
 成人式からこんにちに至るまでに20年。
 そりゃ覚えていられるはずがない。

 うちの中学校は小学校からまんまスライドなので、9年間同じ顔ぶれだったことになる。
 とはいえ、覚えているかと言われたら、覚えていない。というか忘れていた。

 今回出席したのは約30名。男子が20の女子が10くらいの割合。

 そのうち、去年高校の同窓会があったので再会してた人とか、または家が近所だったり子供が同じ学校だったりで付き合いのある人などが数名。
 それ以外の人ってほんとにわからなかった。

 時間とともに「ああ。サッカー部の」とか「ああ。野球部の」とか、思い出したりして、なるほど確かに友達だった。と思えたわけです。
 ああそういえばお前の家によく行ってたな。コックリさんやキューピットさんよくやったよな。とか、お前の家でよく遊んだよ。迷宮組曲みんなでやりこんでたのが忘れられないよな。とか、そんなことを思い出した。

 部活が一緒だった子ってのはよく覚えてたな。やっぱり中学時代は部活とファミコンしか思い出がない。恋はいつでも片思いだしな。
 それでも、ああ、俺この子のこと好きだったなー。って女子がいたりして、すっかりお互いに父や母になっていたりしてそれはそれで感慨深いものがあったわけです。

 みんなちゃんと仕事してるんだなとか、みんなちゃんと親やってるんだなとか感心しながら座っていたわけなんですが、やはりなんというか不安というか疑念が拭えずにですね、時を過ごしておりました。

「今更俺がみなさんの友達ヅラしてもいいものなのか」

 と。
 なんか、こう、申し訳ないなあと。小中学校が同じでした、というだけで馴れ馴れしく話をさせてもらっていいんですかね。とかいう基本的な疑問がですね、湧いてきてしまいましてね。そんな感じでした。
 けっこう立派な大人になってるんだよねみんな。
 去年高校の同級生に会った時もそうだったけど。みんな大人だなーと。えらいなーと。
 俺? 俺はまあ、それなりかなー。自分と自分の家のことで手一杯だよなーと。

 楽しいですよ。昔話して。昨日も、俺は覚えてないけど、君とのこんなことを覚えている、という話を聞くことができて、ちょっと感動したんですけど、そういうのすごい楽しいですよ。
 
 ただでも、同窓会の席って俺苦手だなーと改めて思ったです。
 行くのは好きだし行きたいんですけどね。ただあれ、なんであんなにうるさくなるんでしょうね。去年もそうだったし。うるさい。大声で喋らないと話が通じないくらいにうるさい。
 単純にみんなの声がでかい。あれテンション上がってるんですかね。

 これはきっと俺が酒をやめたからそう思うんだと思うんですけどね。とにかくのんびり話してられないほどに「やかましい」
 なんとかならんのか、と思いつつもきっとそれはなんともならないんでしょうね。それが同窓会なんですかね。
 酒飲んでた頃はそんなの気にもならなかったですけど、今は酒を飲まないからテンションがまったく上がらないわけで、まったいらなテンションのまま日日を過ごしている身としては、ああいう盛り上がりにまったくついていけない身体になってしまったんだな、とアラフォーどまんなかとしては再認識している次第でございます。
 今度はランチ会とかを提案してみよう。そうしよう。

 ランチ会といえば俺、PTAの飲み会みたいな、懇親会とか言えばいいの? そういうのこそランチ会にすればいいと思うんですよね。
 学校の日でもいいし、学校休みの日でもいいんですけど、ランチ会1000円とか1500円とかでやれば、お母さん方参加しやすいんじゃないのと。子供連れても行きやすいじゃないですか。
 そのほうがよっぽど、PTAらしいですよ。
 仕事してる人が参加できないとか言われても、仕事してる人に合わせてスケジュール組んだら仕事してない人が参加できないわけで、そんなのはどっちもどっちなのでどうでもいいです。
 ただ、PTAという、学校に深く関わる、つまり子育て世代の親を中心に形成する性質のものとして、夜に酒の席を設けるより、よっぽど目的にかなっていると思うだけです。
 子供を置いて夜酒の席に出かける、というのは、PTAという名のもとに行うにはいささか健全ではないのではないか、と思うだけですよ。会費もたけーし。5000円とかあったら家族で外食できるでしょう。それを、PTAの懇親会とかで行きたくもねえのに行って払って時間を取られるというのは、一部の人間以外にとってはとても負担である、ということが言いたかっただけです。

    
   その辺のことはこのへんに書いてあります



 というわけで、同窓会お疲れ様でした。楽しかったです。
 ゆっくりのんびり話せたらいいなあと思いながら、ぜひまた会いたいです。
 というか、俺実家にいるわけですから、地元に帰ってきた際には是非ともご連絡お待ちしております。
 ランチしましょう