道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

雪が超降った

 あやうく雪が仏陀みたいなタイトルになりそうになった。
 雪だるまを作ってたらノリノリになってしまって仏像を作り上げてしまってしかもしそれがかなりの出来だったので不意にネットにアップしたら、ちょwなんという才能の無駄遣いwww 的なレスがたくさんついてしまって赤面した人なんかを想像してみましたがみなさんいかがお過ごしですか。

 俺のはてダプラスの期間が切れますよみたいな通知がきてて今月一杯かーなんて思ってて、継続しようかどうしようか悩んでおります。別に無料で書いてればいいのかと。
 それとは別に、実名ブログ立ち上げた方がいいんじゃないのかとか。なんていうかネットの使い方ってそこまで来たんじゃないのかなーって思ってるんですよ。匿名で遊んでるのにはもうサスガに飽きたというか、人口が増えすぎて遊びのツールとしてはもう窮屈だ。という。
 そーゆーのはSNSでやれば? みたいな流れでここ何年かきてたわけなんでしょうけど、そのSNSも、facebookがもう機能していないような状況を見ると、これから先どんなサイトが登場しても、その中でやりとりが完結するようなものはありえないだろうと。そしたらやっぱり一周回って、自分のサイトを持っていてそこに何かを書いておくっていうのが一番自然流れになるわけだと思うんですよ。それこそが正しい構ってちゃんの姿じゃないかと。

 そんなことを考えて過ごしておりますが元気にやっております。
 今月は登殿参拝ということで、無事におぢばにたどりつけるように願っております。特に天候的な面で。

 で、二月になって雪が降るのかなーと思っていたらドカッと降りました。
 まずは8、9日の土日にかけて。8日の土曜日にけっこう降ったのかな?
 ちょうど世間ではソチオリンピックが開幕して、9日には東京都知事選で、なにかと話題のある週末で、ここ桐生でも堀マラソンが60回の記念大会を迎えて10,000人以上が参加するということで盛り上がってたんです。
 その堀マラソンが中止になるというほどの雪が降ってました。

  
  2月神殿講話(道ログ)


 この時はまあ、例年通りの雪が降ったなあ、程度で、家の前雪かきして子供たちが雪で遊んでわあいわあい、程度でした。
 よく誤解されるんですけど、群馬県といっても南部の平野部では雪はほとんど降りません。東京で積雪があるような時に余分に積もる程度で、20センチ級の積雪が年に2、3度ある程度です。
 神奈川あたりにうっかり冬に行ったりすると、挨拶程度に「群馬は雪が大変でしょう」とか言われてそのたびに「ああ。国会でも使われているようなフリップを持参して群馬県地図を基にいかにわれわれの土地が雪が降らないかについてこんこんと説明したい」などという思いに駆られるわけであります。
 だいたいなに、群馬は雪大変でしょ、って? え? 神奈川の人間に会ったら俺「神奈川はレインボーブリッジ大変ですよねー」とか言うぞ? どうすんだそれ。え? 東京都民に会ったら「スカイツリー高いですよね」とか言えばいいのか? 大阪市民に会ったら「市長バカですね」みたいな? そんな会話? 群馬は雪以外にも色々あります。まずは上毛カルタから!
 今山梨県民に会ったら「雪大変ですね」というのは合ってると思うんですけどね。一日も早い復旧を願ってます。

 で、その翌週が本番だった。
 東京でも二週連続の積雪が予想されるということで、週末のテレビは枠外のテロップで大雪に警戒するように一日中流されていた。
 数センチの積雪程度で大げさな、と思ってはいけなくて、東京はほんとに自然災害に弱くてもろいので、なるべく少しでも混乱を小さくするためにそれに備えるというのは非常に正しい姿だと思う。
 こういうのも東日本大震災の教訓だと思うのでなるべく早く家に帰るとか、必要程度のものは買っておくとか、必要以上には買いだめしないとか、そういうことをしっかりできるように慣れていくべきだと、俺は思ってるんですよ。
 そのために科学的な予報をたてられるように莫大な労力をこれまでに払ってきているわけですね。はい。

 というわけで
 13日に東京あたりでそんな騒ぎで、14日に雪が降り始めました。怖かったのは朝から雪になっていて、気温が上がる日中も雪だったこと。これがもし夜も降り続けたら翌朝えらいことになるだろうな、と思ったら翌朝えらいことになってた。
 おそらく30センチ以上積もってて、まだ止む気配なし。道路もがっつり積もっている。この時点で見たことない景色だった。
 朝の予定をほったらかして雪かきを始めたらこの時点で雪が雨に変わって、多少雪が解けるかな? とも思ったけれど、解けたのはほんの一部で、ほとんどの雪が水を含んで重くなり、氷へと変わっていった。
 ガレージのような簡単な屋根を設置してあって特にそれがゆらゆら危険だったのでその一部だけでも雪を下ろしておいてよかったのか、後日この手のガレージが軒並み雪の重みでつぶれていたことを知った。
 家の前から車が道路に出ることができなくて、その日仕事だった嫁さんは歩いて会社に行った。

 その後午後にかけて雪かきを繰り返して、なんとか車を出せるまでになったけど、道路の雪がほとんど解けてなくて、走れる道は大きな道だけになってた。
 これだけ雪が降ってしかも土曜日なので交通量も少なくて、道路にも雪ががっつりということになった。
 
 雨は朝から降り続いてみぞれになったりして結局子供たちは雪で遊ぶこともできず。
 大人でも膝まで埋まる雪だったので、遊ぶに遊べなかったかもしれないけど。
 夕方には嫁さんを迎えにいけるぐらいになって、その日15日は上級の用で埼玉まで行く予定があったけどキャンセル。

 翌16日、日曜日で上級の祭典に家族で行くところだけど、道路状況がわからんので、俺と父だけとりあえず向かうことにした。電車は朝から動いておらず、昼頃から本数を減らして運行の予定という情報だった。なぜか東武だけは平常どおりだったような気がする。
 家から出るべきではないとも思うんだけど、必要な用事があるということで、スコップを車に積んで、長靴を履いて出かけた。
 通常埼玉までは一時間。果たしてたどり着くのか。どうなのか。

 俺は、群馬を抜けて埼玉県に入ればそんなに積雪はないだろうとか思ってた。あっても数十センチだろうし、向こうの方が交通量が多いだろうから、道路、特に国道なんかは混んでいても走れるんじゃないかと楽観していたが、状況は逆で、埼玉県に近づけば近づくほど、道路に積もった雪は多く残っていた。
 道路の轍を頼って走っていくものの、段々その轍が交互通行から一車線になってしまって、ひやひやしながら車を走らせて、ついに群馬県の端っこあたりで渋滞で止まってしまった、片側一車線の狭い道。
 どうやら先の交差点でトラックが曲がれずに立ち往生してしまっているということ。
 20分ぐらい足止めをくって、その先の橋につながる道が通行止めで、いつもとは違う道へ誘導される。
 迂回先の橋でも渋滞。一時間ぐらい橋の上で待たされる。車はどんどん増えてくる。雪は道路端に増えてくる。
 分からない道をわからないままに通る。
 家は増える。人は増える。雪は減らない。時間も10時を回って車も増える。
 運転に神経を減らしながら、なんとかたどり着いた。
 3時間かかった。

 上級教会は、いつもの半分以下の人数で祭典をつとめていた。積もった雪はうちと同じくらいだった。
 正直こんなに積もっているなら、とてもじゃないが来るべきではないと思った。近場ならまだしも、車で一時間の場所として目的地に設定してはいけないほどの積雪量だった。電話して確認すればよかったのに、と後悔した。自分の家の雪のことで結構いっぱいだったのかもしれない。
 もし、なにか大きなトラブルでもあったら申し訳ないではすまなかった。結果的に到着できたのでよかったとするが。ただ、嫁さんや子供たちを家に残してきてよかった、とは思った。

 帰りは時間も経っていて道路状況もかなり良くなっていて、いつもどおりの道を走って帰ることができたので一時間で帰れた。よかった。

 これから数日間、スーパーで食材の品薄が発生する。また外食店でも搬入が間に合わず、品切れが頻発したようだ。

 雪が止んでから丸二日経った月曜日、市内の小学校が休校になった。通学路の安全が確保できない。また翌火曜日も二時間遅れの登校になった。

 というわけで、教訓。

 1、大雪の日は近場以外は出かけない。特に南へは
 2、大雪になりそうだったら早めに買い物をしておく。特にガソリン灯油や、パンなどの食材、水など。ただし必要以上には買いだめない。
 3、雪かきスコップは想像以上にもろい。力を入れすぎないように使う。
 4、ガレージは弱い。20センチ以上積もる前に雪かきを。