wiiUを買わなかった
次男が「wiiUほしい」と年末ぐらいから言っていて、そういえば年末年始にあわせてテレビCMガンガン入れてきてたなあと思ってたんですが、確かにwii買って4年半で新しいソフトも出そうにないし、今後据え置きで遊ぶにはいつかなにかのハードが必要なのかもしれないな、と思ったところでもあり、検討を始めました。
ファミリープレミアムパックとかいうのが売られてて、ソフト2本、カラオケ30日、さらにwiiリモコンなどの付属品もついて33000円と、かなりお得だということがわかって、「買ってもいいのかも」と思い、「二人のお年玉で買えば?」という許可を出しました。
過去、お年玉でなにか大きなものを買ったことがなくて、二人とも今春は入学だし、こーゆーときでもないと据え置きハードなんて買えないだろうな、と思っての許可でした。
が、長男の方はそれほど乗り気ではなく、「まあ、いいよ」程度のノリでしたが、段々に「楽しみだなあ」とか言ってました。
我が家でもwiiが現役バリバリで、従兄弟たちが来て遊ぶことがおおくて、リゾートスポーツやスマブラやwiiパーティーや太鼓の達人などでよく遊んでます。新しいソフトを買うなんてことはなくて、年に数本買わないかな、程度です。
そんなわけなので、wiiUで懸念されている「ソフト不足」も、俺としてはそれほど気にならず、マリオとパーティーが同梱であれば、しばらく遊べるだろうな、と。しかもwiiソフトも遊べるわけで、タブコンの可能性も未知数だし、なにより、wiiUを購入すれば、今のゲーム部屋でwiiUを使い、さらに居間や寝室のテレビにwiiを設置することができるわけで、二台同時にwiiソフトを稼動することが出来るというメリットがあるなあ、と思いました。
だからこそ、wiiリモコンやセンサーバー同梱というのも大きな魅力に感じた、ファミリープレミアムパックであります。
で、ネットで情報をあさってみるわけなんですが、どうにもゲームハードについての評判は偏ったものが多く、さらには無用な争いがそこここで勃発し、ニワカな身としてはまったく有用な情報が得られませんでした。
最終的には「よし。やっぱりwii2台のメリット。大きい」と思って「買えば(お前たちの金で)」と言ったわけなんですけど、どーしてもネット上での酷評が気になり、さらにはUを支持する意見にも力強いものが乏しく感じ、お店に出かけようという直前に
「これ、wiiUを買おうと思ったら、この子たち新しいソフト2本ずつ買ってもお釣りがくるのか。いや、3本ずつ買えるだけの値段なのか。そうか」
などと思ってしまったわけです。
3DSやPSPのソフトをそれぞれが複数買ってもお釣りが来るというのはそれはそれで優雅な選択です。
しかし、wiiの新作はおそらく今後ほとんどないだろうし。PS4とかのハードはまだハードル高いだろうし。かといってwiiUベーシックではちょっとお得感がなさすぎるし。
そんなことを考えながら次男に「ソフト2本でもいいんだけど?」と聞いたところ、以前から欲しがっていたwiiの太鼓の達人が欲しいということになって、それからもしばらく悩んでいたわけですが、最終的にwiiUをやめ、wiiの太鼓の達人だけを購入して帰ってきました。
長男は少しガッカリ気味でしたが、「まあ、欲しくなった時にVITA買うとかいう選択肢もあるし。中学生になったらもう携帯機がメインになってくるでしょ」ということで納得しているようです。
それが1月の7日ぐらいの話で、その後もテレビではwiiUのCMをたくさん流れてまして、その度に「よかったんかなー」と思ったりしていたわけですが、つい先日任天堂さんの業績予想が大幅に下方修正されたというニュースを見て安心したところでありました。
『Wii U』ハードウェアは280万台、同ソフトウェアは1,900万本、にそれぞれ変更いたしました。
wiiUの販売目標は当初900万台だったらしいのですが、それが三分の一以下。つまりこれは「売れないハード」ということをメーカーが認めたということなんでしょう。ハードが売れないということはソフトももちろん売れるわけもなく、売れてないハードということは友達も持ってないということになって、持ってなくても問題ない、という結論になります。
もし今後wiiUが巻き返してみんなが持ってるハードということになったとしたら、そのときにまた検討すればいいかな、という程度です。特に「このソフトがやりたい」という強い希望がない現段階で購入するのはリスクが大きすぎます。
俺が感じていたメリットの中で最も大きいものが、wiiを二台同時稼動できる、というものでしたが、本当にそれを考えたら、wiiUに33,000円払うのではなく、中古のwiiをもう一台買うという方法もあるわけで、そこまでして実現させたいという思いもありません。
よって、wiiUの購入を断念した我が家でありますが、おだやかな毎日が過ぎております。
それでは皆様ごきげんよう