猫ひろしも見てきた
昨日のエントリで書き忘れた。
その舞台「百物語」の初日、ゲストとして猫ひろしさんが出演するということだった。
情報は事前に得ていたので特に驚くこともなかったのだけれど、おもしろかった。
芝居の途中での出演で、まあ物語とは関係なくネタを披露する構成だったわけなんですが、もうね、なんかね、やられた。
「外タレです」
の破壊力ったらないわ。それだけでもうブッ飛んだね。
「来日中です」「出稼ぎに来てるんです」
なんてもう、ダメだ。それだけで異様におもろい。オリンピックには出場できなかったけど、メダル級のギャグを手に入れたなあと感動した。
そーいえば、舞台に立っている外国人て初めて見たかもしれない。すくなくとも生カンボジア人を見たのは初めてだった。なんか得した気分だった。
猫さんの印象は「小さい」だった。身体が小さいので頭が大きく見えた。
猫柄のパンツ(下着)を履いていて、それを見せるという力技から入って、どんなネタを見せてくれるのかと思ったら、わけがわからないネタでゴリ押しされた気分でとても面白かった。
これがプロの芸人かあ、とすごいものを見た気がした。ウケるともウケないとも言えない微妙な空気の中で「やりきる」強さが確かにあった。すごかった。
あ。猫さんは「写真撮ってくださいね。このあとまた芝居に戻ったら撮れないですからね」と言ってくれたが、スマホのカメラでは舞台照明が明るすぎて白い何かしか映らなさそうなのでやめた。目の前に芸人がいるからといって、舞台をカメラに収めるのはなんか違うかな、とも思ったし。
それにしても猫さんは面白かった。