道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

桐生市のがれき受け入れに賛成する俺が、反対派について思う。

 
 なんだかここんとここればっかり。それもこれもにわやま議員のせいだな。
 俺はだから、3月21日にがれき受け入れを支持しますよー、みたいなことを書いて、それでも、反対する人は出るだろうし、「正式表明を受けて全国の脱原発派を含む活動家の皆さんがアップをはじめました。みたいな段階に入ってきたのかと。胸熱ですな。」みたいなことも書いた。

 賛成だよとは言っても正直がれきの放射性物質がどうだとか内部被爆がどうだとか、環境省の基準がどうとかそういうことにはてんで詳しくない。賛成する根拠といえば、
 「国の基準に照らして、市が安全だと判断して、その上でできるというのであれば、おおいにやるべし!」
 というぐらいだ。だから、反対している人を説得する材料なんて持ち合わせてない。ぶっちゃけて言ってしまえば、がれきを桐生市が受け入れるか受け入れないかっていうのは、割とどーでもいー問題だったりする。日常のその他の自分や家族の問題からすれば、優先順位ははるかに低い。

 つまり、俺はがれき受け入れにとても賛成しているわけだが、なぜ賛成なのかと問われれば「反対する理由が見当たらないから。」それに尽きるような気がする。

 しかし、反対する人がいるのも事実だし、なかには真剣に地元でがれきを処理することを危惧している若いお母さんもいらっしゃるかもしれない。だから、少しでも反対している人の気持ちを知りたいとは思った。そこで見ていたのが、桐生市議会議員、庭山由紀議員のブログ「由紀日記」だ。
 庭山議員は去年の市議会議員選挙で上位当選を果たした議員。早くからの報道で、がれき受け入れに反対していると知ったので、参考になるのではないかとブログを見始めた。
 そこで、がれきを受け入れることが、賛成できることではないと分かれば反対すればいいし、逆に反対している人たちにとって有意義でない情報であれば突っ込めばいいし、とか思って見てみた。そしたら、汚い言葉がたくさん並んでいて、内容も「反対のための反対」でしかなくて、これはヒドイ、とか、聞くに堪えない、としか言いようのないブログだったのでかなりがっかりした。

 これでも、少し遡ってブログは拝見したんだよ。そしたら、以前はそんなにひどいことはなくて、というかけっこーまともで、ちゃんと議会批判を展開してた。個人的にはやっぱり去年の地震の後ぐらいからら雲行きが怪しくなったと見ていて、それはもうズバリ、放射能怖いブログになってる。
 ツイッターもフォローしてみちゃったりして、そしたらもう、なんだろうか、読んでてイライラするツイートばかりだ。なんでそんなに感情的なのかと。その怒りのような感情はどこからきてどこへ向けられているのか。まったくもって不可解だ。理解不能だ。
 山本太郎とかきっことか青プリンとか国語教師とかをフォローしてるって言えば大体分かるかな。ネタでフォローしてるのかと思ったらこないだはきっこのツイートをRTしてきやがって、割と本気らしい。まだ東海アマとかソトンとかはフォローしてないみたいなので少し安心したけど。
 
 ブログについてはけっこー突っ込みたいことがたくさんあって、新しいエントリがアップされるたびに突っ込みたくなる。大体、文字色変えて大きな文字で語ってる部分が、前後と矛盾していたり、感情でしか語っていなかったりする部分なので、材料としてはわりとおいしいんだけど、こっちもいちいち突っ込んでるほど暇じゃないのでしないんですが。

 
 あいや。庭山議員を批判したいわけじゃない。好きか嫌いかで分ければ全力で嫌いだけど、とても頭の良い方のようなので、なんとかしてそれを市民のために、建設的に尽力していただきたいと願うのだ。忘れられがちかもしれないが、こんな俺も一市民でもあるし。
 俺は、賛成している人間であって、がれきを受け入れて処理することにはそれほど大きな危険はないと考えている。しかし、そうでないならば、どうしたらよりリスクが小さくなるのかの提言をして、議会を通していただきたいとか、そのへんを期待する。
 市長を口汚く罵るのがお仕事ではなくて、国の基準を根拠に受け入れるわけなので、まず批判すべきは環境省だと思うし、市に要求するならば国に対しての責任を明確にせよと言うのが筋なのではなかろうかと思う。
 庭山議員が市長をボロボロにけなすのは結構だが、それをすると、がれき受け入れに賛成している俺までけなしているんじゃないかと聞こえてくるような気がするので、そういう言い方は、議員としては慎んだほうがいいと思うしね。

 んで、庭山議員がブログで、桐生市の住民説明会の動画を紹介していて(撮影は許可されてたのかな?)、少しだけ見ましたが、会場ガラガラですがな。。。
 俺としてはけっこー残念なことに過激な反対派はいなかったのかなー。とも思えるし。

 あと、賛成派(だれ?)も反対派の庭山議員も、発信内容の中に、受け入れのメリットみたいなことがあまり書かれてないように思うんですが、補助金とかないんかな。あるよね? 処理費用まで地元で負担するわけじゃないでしょ? 
 補助金が出るとしてさ、その使い道をきちんと公表してくれるようなことも、反対派のとるべき大きな役割だと思うけどねー。期待してます庭山議員。

 
 長々書きましたが、俺はがれき受け入れには賛成です。
 「調べてから書け」というご意見はご容赦願います。そんなん、調べてらんない。。。