旧友からの電話(15年ぶり?度目)
今日電話が鳴った。IS05だ。知らない番号からだった。でると、「モトムラです」と、男性の声。ちなみに仮名です。
はて。知らない番号で男でモトムラ。。。 女性ならPTAの役員さんで思い当たるが、まさか旦那さんでもなさそうで、「え?モトムラさん?」と聞いた
「あはい。ええと。ドーケイさんの電話ですよね? あの、モトムラですが。久しぶり」
「・・・ かっちゃんか?」
「そうそう。お久しぶり。」
学生時代の友人だった。卒業以来かなあ。当時はまだケータイなんてなかったから、電話で話すのは初めてだったかもしれない。
正直記憶の片隅にも存在をおいてなかったかもしれないけれど、すぐにわかった。おそらく、学生時代に濃厚な付き合いをしていたからに違いない。
俺の中での彼のイメージは、おそろしくマイペース。芸術家肌。喋るのが遅いし、自分の思ってることは曲げない、めんどくさい奴だった。あと、痩せの大食い。馬鹿みたいに食ってた。ばーか。
「いや実は結婚することになってさあ。」
「おおー。おめでとー。」
「で、2次会くる?」
「いくいく。」
なんて話しをした。現住所の確認して「じゃ案内状送っといてねー詳しくはまたー。」で終わる電話だった。だけど、あんまり久しぶりなのに違和感がなくて、色々聞いてみたくなったら、なにかと不思議なつながりがわんさか出てきたので記念カキコ
1、「いつ、どこでえ?」
「えっとね。11月なんだけど。A日にヨコハマで。B日には天理で。」
お。ということは、お道の関係だね。いいことだいいことだ。
「そかそか。近いのはヨコハマか。俺の嫁さん神奈川だからな。帰省しながらもいいかも。天理はちと遠いなあ。てか、俺一人?他には?」
「ああ。えと、ヨコハマにはタローが来れるかな、どうかな、まだ半々だって。天理は、佐藤さんとか、井口さんとか、あと、そこそこ。」
「そっか。悩ましいけど、現実的にはヨコハマかなあ。」
2、「つうか、相手はどんな方なのさ」
「これがさ。なんとドーケイと一緒に写ってる写真があるんだよ。」
「え。まじで?」
「これ、12年前くらいの学修だっていうんだけど、タグチさんていう人、あんまり絡みなかったと思うけど、一緒に写ってるよ。」
「あ。そのときの学修か。俺静岡にいるときのやつやな。なんか名前覚えてるわ。詳細は覚えてないけど。」
「そうみたいだね。でもなんか、二人が似てるんで写真撮っちゃえって勢いで撮ったらしい。2枚あるよ。」
(なんだそりゃ。。。)
「ともあれ、お道の人か。よかったなあ。どこの人?」
「T大教会の関係で。大阪の人。」
「おお。T大教会の今の会長さんは、昔ひのきしん隊で世話になったことがあるわあ。なにより、部内の娘さんとは仲の良いお友達だったんだぜ。」
「へえー。だれ?」
「だれって、Iさんという人でね。」
「(Iさんだって)あ。彼女知ってるってよ。関係者だって。」
「なに? 狭い世界だな。そのIさんが、保育士の学校通ってるとき、研修で来たのが俺が静岡にいるときの施設でね。しかもそのIさんの保育学校の同級生が、俺たちも知ってる福井のM嬢だ。」
「福井のM嬢って、あれか? そうか。そんな変なとこで微妙なつながりが。」
「おお。狭い世界だからなあ。いや、しかし懐かしい名前を聞けた。嬉しいな。」
「ドーケイの奥さん神奈川なの?」
「そうだよ。I市。」
「どこの(教会)系統?」
「ハタノ。某分教会の信者さんやで。」
「え。そうなの? 俺教区でそこの会長さんに世話になってるけど・・・?」
「まじかい。教会からすぐ近くだから、俺も自宅のお祭りとかで会長さんと呑んだこともある。」
「へえ。そんなつながりが。。。」
(うむ。しかも今の会長さんのお父さんは、我々の披露宴でご挨拶をいただいたのだ。当時まだ会長職だったからな。)
なんか段々この辺から、わけがわからなくなってきたんだが、まだ続く
あれ。そーいえばドーケイって
「ヤマナ、だったんだね。」
「んあ? そうだよ」
「実は俺ここ数年某演劇イベントに出場しててさ。」
「なんだそれ?」
「いや。夏の天理教イベントKOGでやってるんだけど。」
「あー! え?出てるの?」
「うん。実はそれの今の主任さんが、あんたのとこの大教会長さんでさ。」
「ああ。知ってる。実は先日お会いしてさ。駅まで運転手する中で、その話出たよ。「そーいえばドーケイという、好きなやつがいたな。」って思ったって言われた。しかも大教会長さんは俺の青年の先輩と同級生でね、さんざん世話になったし、目を付けられてるのさ。」
「ああそうなんだ。でね、11月B日の天理での2次会「俺も行く」って言ってくれて。ヤマナなの彼とかも来ることになってるんだ。」
「えええ。。。?まじか。 俺、ヨコハマじゃなくて天理に行こうかな。。。」
演劇イベントに「出演」なの?
「ところで、お前が裏方とか演出とか美術とかじゃなくて、出演なの?」
「そうだよ。というか、俺がそういう、演劇に関心を持ったのは、ドーケイがきっかけだったからね。」
「お、おう。お前、観にきてくれてたっけ・・・?」
「行ったよ。「アンドロ・ジニィ」とか。他にも」
「そ、そうか。いや、当時の劇団の一部の面々はまだ現役でやってるぞ。」
「ええ? そうなの?すげえ」
「劇団そのものはないけどね。たまたま、今年俺15年振りに大阪行ってさ、当時のメンバーに会ってきたんだよ。」
「ええーすごいな。 ・・・ あれ。で、どっち来る? ヨコハマ?」
「ん? あー。わかんね。とりあえず両方案内送っといてよ。締め切りまでに判断するわ。」
「あいよ。じゃ。」
おしまい
そういう会話が交わされた、今日の数分間でした。
実は友人の(親戚ではなく)結婚式や披露宴に招待されたという記憶がありません。ほんとにありません。友達いないにもほどがある。いや、友達はいるのに招待されたことがないということのほうが問題なのかもしれない。あ。でも一回、2回、ある。あるある。スピーチした。うん。したした。でも、適齢期を十分に過ごしながら、数が少なすぎないか。2次会も、呼ばれない。というか、友達みんな遠くだし、結婚してない友達も多いということで、いいにしようか。
ともあれ、俺にとっては結婚式とか2次会に呼ばれるというのはすごく貴重な経験だったので、やりくりしてなんとか行ってみたいと思いました。まる。