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群馬県在住のおじさんがブログを書く

「俺の名は イボール・ウオノメイヤー」 × 足裏の魚の目とイボの治療で皮膚科に行ってきた

 いや、まあ、あの、足の裏に、イボと魚の目があるってだけの話なんですけどね。
 特に魚の目は、両足の裏にちゃんとあって、もう15年くらいそのままにしてます。
 人差し指と中指の付け根が交わるあたりって言えばいいのか、地面を捉えるところの真ん中辺に位置してます。両方とも。
 どうにもすのこ(板張りの渡り廊下)や板の間などを素足で歩き回っていたことなどでできてしまったようです。当初は市販の貼り薬(スピール膏)などを使用していましたが、完全に治ることがなく、結局またできてしまうので、ほったらかして今に至ってます。
 ですが、最近はそれにくわえて、どうやらイボがいくつかできてきたようで、ここ半年ほどは、長時間立っていたり歩いていたりという、基本的な動作に支障をきたすようになってきてしまってました。いや。前から立ってたり歩いたりする時は、無意識に魚の目に体重がかからないように、どうしても足裏の外側へ外側へと体重を乗せるようになっており、すねの外側や、すねの骨が痛くなることがしょっちゅうでしたが、最近はそういうところも含めて、疲れるより先に足が痛くてたまらないレベルになっちゃってました。

 その、両足裏の魚の目に加え、左足人差し指付け根のあたりにイボ。左足小指の腹にイボ。さらに右足の親指の付け根から土踏まずに突入するあたりの下り坂近辺に集団イボがあり、合計5箇所、魚の目とイボに悩まされてます。

 それなので、皮膚科に行ってきました。
 土曜日の午前中、9時半から診察だというので、約2年ぶりの皮膚科。9時半ちょっとすぎだというのに、待合室は満員。20人以上は待ってる感じ。最近通っていた歯医者が完全予約制で常に先生とマンツーマン(スタッフも0)という環境だったので、帰りたくなりましたが、ぐっと我慢。お昼までに帰れればいいやと覚悟をきめました。
 が、いざ人が呼ばれ始めると、なかなかスムーズな回転。子供が火傷したときにお世話になった病院で、確か女性の医師が一人で診察していて、看護士さんが2、3組同時に処置をするという具合だったと記憶してました。
 待合室でマンが「スプリガン」を懐かしく読んでいると名前を呼ばれ、10時過ぎには診察をうけられました。
 「今日は? どうしました?」と問われ、足の裏が・・・と話しながら靴下を脱ぐと、先生は一見して
 「あ。これはね。イボね。これは、魚の目。」
 やはり。と思いつつ、実はこっちの足も、と見てもらうと
 「あ。これもイボね。これも魚の目ね。焼いてちょうだい。あと、魚の目はスピール膏ね。」
 と、あっという間に看護士さんに指示をして診察終了。おそらく一分程度。
 そのまますぐ横のベッドへ行き、看護士さんにイボと魚の目を焼いてもらいました。

 まず、魚の目の周囲の硬く盛り上がった皮膚を削ってくれました。魚の目の硬い皮膚は削っても痛みなどはありません。いわゆる「芯」が足底内部へ向かって針のようにとがって硬くなる部分が刺激することによる痛みですから、周囲は痛くないのです。お風呂上りなどに爪切りざくりと切ることもあります。
 ある程度(けっこう平らになるくらいまで)削ってもらって、続いて魚の目とイボを焼く作業にうつりました。
 「イボを焼くのは液体窒素を利用して、マイナス60度くらいで火傷させちゃってかさぶたみたくしちゃうんですよね。」なんて言われながら、足の裏を5箇所も焼かれた。これがまた、痛いんだよね。
 看護士さんはやりながら
 「これはね。週に一度通わないとだめね。月4回まで。大変だけど。治るまで通ってね。次回からは診察券を受付の『イボ治療』の方に入れると順番早くくるからね。」
 と言った。

 あるサイトによると、

足底いぼは足の裏にできますが、このいぼは足の裏にかかる体重によって押されて平らになり、その周囲が厚くなった皮膚で囲まれます。このいぼは硬くて平らでその表面がザラザラしており、周囲の皮膚との境界がはっきりしています。足の甲やつま先にできることもあり、その場合は盛り上がった形で多肉質になります。色は灰色、茶色などで中心部が黒くなっています。うおのめやたことは違い、足底いぼはナイフでそいだり切除したりすると、針先のような細かい多数の点から出血があります。

 らしいです。

 イボは削ったりせず、液体窒素で焼いただけ。薬などもありません。
 魚の目には貼り薬スピール膏を貼ってもらいました。

 市販のスピール膏なんかだと、保護する用のクッション貼ったりそれがすぐ剥がれちゃうとか、固定用テープが足りなくなったりとか、なんか色々面倒なんですけど、皮膚科で処置されたのは至って簡単でした。2ミリ角くらいに小さくカットしたスピール膏を芯の部分に貼り、普通のテープで十字に止めただけでした。
 「これ、小さくていいから。これくらいね。コレ貼って、あとは家にあるテープ、なんでもいいから、それで固定して。汚れたり、剥がれちゃったりしたら新しくしてね。お風呂のそのまま入っていいから。」ってことでした。なんだすごい簡単! そんなんでいいのね。てことで、俺の場合は三日に一回くらい換えてます。
 先日2回目の通院をしてきまして、同じように魚の目周りを削ってもらって、5箇所液体窒素で焼いてもらって、スピール膏を貼ってもらってきました。今週ちょっと行けないので、来週また行きます。

 なんだかんだ最初の通院の時は、9時半に病院について、診察、処置、会計、薬局で薬もらう、ところまで完了して10時半くらいでした。すごい込んでましたけど一時間程度で終わっちゃいましたね。診察と処置だけなら15分もかかってないと思います。
 んで、俺の場合の費用ですが、一度目が再診料含み1700円と、薬局でスピール膏300円。二度目が1000円程度でした。
 肝心の足の痛みですが、焼いた直後はじんじんひりひりでしたが、翌日ぐらいからは痛みもかなり減り、特に立っていることや歩くことでの痛みってのが、劇的に少なくなってます。普通に「足が疲れた」とかって言う感覚です。今までは疲れるいぜんに足が痛くてそれを我慢することが先決だったのですが、ものすごい楽になってます。

 地道に通院して、今のうちにちゃんと治しちゃいたいです。はい。

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