道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

AKB48・大声ダイヤモンドメイキングを見ての芝居観(2011年1月現在)

 まあ、AKB48は好きなんですよ。誰が好きかっていうことになれば、SKEの松井珠理奈さんがすごいと思ってます。
 そんでもってYOUTUBEに公式があるのでたまに見るのですが、今日見たところ、思ったことがあったので書く。

 大声ダイヤモンドのメイキング映像はまあ、以前にも話題に挙げたところだけど、今日見ていたらまた新たな感覚に襲われた。
 映像の5分25秒くらいから、宮澤さんと前田さんの言い争いのシーンになるのだけど、これはまあ、監督のドッキリで、前田さんが宮澤さんをひっぱたくことは、スタッフと二人しか知らない。二人以外のメンバーにしてみれば、「ドッキリ」でもある。もちろん目的はドッキリではなく、リアルなリアクションを映像に収めたいという監督の狙いだと思うけれど。ただ、それをここで使ってしまうと、以後の映像についてはあまりドッキリのリアリティがなくなってしまうんじゃないかとは思った。何度も使える技じゃないわな。

 そんでもって、前田さんが宮澤さんを殴って、映像は進んでいくんだよね。本物のPVには殴った映像は使われてない。その後のもみ争いみたいなものだけが使われてる。こういうところにも、映像を創るという職人のこだわりがまざまざと見えてくる。

 それで本題なんだけど、今日思ったのは、その殴った直後の映像について。
 高橋さんとでっかい人、元ミドル級王者の竹原さんみたいな人、が二人を止める。宮澤さんは高橋さんに止められた後も前田さんにつっかかっていく。
 ちなみにここでは前田さんと宮澤さんの芝居には言及しない。多分してもしょうがないからだ。

 俺が今日の時点で最も注目したのは、そのいざこざを後ろで見守っていたメンバーの中の一人、大島さんだ。大島さんは最初びっくりしたように見えるのだが、その後、一瞬だけ、マジ顔が映像に映る。その表情を見て思ったことだ。
 「やられた。。。」
 というような声が聞こえてきそうな顔に見えた。
 「私にはここまでできないかも・・・」
 って、いうように見えた。
 いやほんとはどう思ってたかなんてわかんないけど。俺は今日突然そう思ったんだよ。
 ちなみにそこで見えてくる限りの情報では、そういう悔しさみたいなものは、他のメンバーからは俺は感じなかったな。

 えらいなーと思うのは、そういうドッキリ=ハプニングがあっても、一瞬素に戻りながらも、みんなすぐにAKBの顔に戻って一生懸命演技を続けるんだよね。そういうのって、見ててほほえましい。ほんとに、みんな若いとか幼いのに、えらいなー。って思う。

 あ。あと、この大声ダイヤモンドのPVって、「普通の女子高生が文化祭でAKB48を演じる」ということをAKB48メンバーが演じているのね。それで、最後のステージの映像とかが、無駄に「楽しそう」に見えるところがある。
 ある時ふつーの女の子がAKB48になった。そのこはAKB48でいられることが楽しくて仕方なかった。でもある日、ふと、AKB48であることに疲れた。そんな時、AKB48を演じる女の子を演じてくださいと言われた。その時、「私は今、AKB48でいる必要はない」と許された。だから、異様に楽しい。うれしい。
 というような感覚が働いたところがあるんじゃないか、と勝手に思った。

 今現在、AKB48でいることがうれしくて仕方ない、という人と、AKB48でいなくていいことが気持ちよくて仕方ないという人がいる。おそらくこれは、当然のことなんだろうなー。と、思った。