道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

12/28のゲル閣下

石破しげるブログ

小沢元代表が政倫審に応じる由。それはそれで結構なことですが、「国会が正常に動くなら」などという条件など付けるべきではありません。
 一切無実だ、というのであればいかなる場も利用するのが当然で、あれこれと余計なことは言わないほうがよろしい。
 故・江藤淳氏の「帰りなん、いざ。小沢一郎君に与う」という1997年の文章を今一度読んでみたのですが、この当時の小沢氏はまだ光り輝く一面を持っていたように思います。
 今、小沢氏の理想の是非を巡って、政界は混乱しているのではありません。小沢氏のグループの誰からも、小沢氏の理想の具体的な内容を聞いたことがありません。
 何度も申しあげるように、私は小沢氏の世界観や国連観、さらには皇室観には絶対に賛同できないのであり、その一事をもって認めることはできないのです。
 国連は世界政府ではない。この認識を持たずしてどうして安全保障が語れるのでしょうか。これについては新年にまた論じたく思っています。