道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

12/17のゲル閣下

 石破茂ブログ

今朝のNHKニュースで「予算案はほぼ出来上がったが残る焦点は財源確保」との報道を見て、思わず笑ってしまいました。財源の当てのない予算案なら誰にでも作れます。

最近つくづく思うのですが、民主党政権に共通しているのは、どうしようもない甘えと責任転嫁の体質です。悪いのはすべて他人の所為、自分たちは悪くない、政権を担ったばかりなのだから許して貰える・・・・。

小沢氏の周りでひたすら阿諛追従し、お囃子に興じている議員たちに、諸君が崇めてやまない小沢氏の世界観や国家像とは何かと問いたい。United Nationsは世界政府であり、そこに自衛隊を差し出すことは日本国憲法第九条の「国権の発動」に抵触しない、などという世にも珍なる説を本当に信じているのか。小沢氏は説明しないのではなく、説明する何物をも持たないから、説明出来ないだけのことなのではないか。

連立話はまだ消えていないようで、このブログにもご意見が寄せられています。もう一度言っておきます。「何のための連立なのか。税制改革・財政再建か、普天間か、TPPか。これをはっきり与党側から示すこと」「民主党マニフェストの誤りを認めること」「このような課題を解決するためにこのような連立を組みたいので解散・総選挙により国民の審判を仰ぐことを明言すること」、これらが示されなければ、そもそもお話になりません。特に大事なのは、早急に解散・総選挙を断行し、新しい連立に国民の審判を受けることです。国民の審判を経ない連立の組み替えなど、前回も申しあげたように野合以外の何物でもなく、そのような正統性を持たない政権は何の政策実行力も持たないでしょう。
 自民党内にもいろいろ画策する人が居るようですが、一体何を考えているのやら。そんな人に限って、政策の会議には顔を出さず、文句や他人の批判ばかり言っているのではないでしょうか。次の政権は、自民党中心の政権であらねばなりません。そのためには、総選挙の自民党の公約を明年一月二十三日の党大会までに少なくとも概成させなくてはなりません。ここが正念場と心得、努力する他はありません。