道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

サービスの現場が疲弊しきっている

 不景気ですね。デフレですね。みんなお金がないんです。
 特に外食産業あたりはもう大変なんですよ。きっと。
 ま、お金持ちがいくようなレストランだったりすればしっかりしたサービスを提供してくれるでしょう。それだけの人材がいるでしょうし、人数も揃っているはずです。

 俺みたいな低所得者層が行くような、安いのがウリのレストランとか食堂とかってのは、サービスなんて期待してない。なるたけストレスなく食事を提供してくれて、そこそこうまければ文句もなにもない。

 が、なにを勘違いしているのかわからないが、そういう安いレストランとかを展開している企業とかが、「ホスピタリティ」とか「質の高いサービス」とかを掲げたがる。
 さらには、あれもこれもと、扱う商品や、スタッフが「しなければならないこと」が増えていく。つまり、頼んでもいないのに勝手にハードルをあげているのだ。店側が。
 何度も言ってるけど、仕事が増えて、それをこなす時間がおなじであるならば、人数を増やさないといけないんだよ。だけどそれは「ぜってーしねー」って思ってる感がある。
 てことで、メニューは増え、サービスの質は落とさない、人は増えない、価格は下がるとかっていう状況の中でアルバイトさんたちが四苦八苦している。

 あれ、経営者は現場を見てないのかね。見てても見えないんかね。もしくは、見てても知らんぷりしてるか、だわな。

 売り上げだけしか興味ないんだろね。利益を最大限従業員に還元することがサービスの質を上げる最大の手段だと思うんだけどな。

 でまあ、そういうところへ食事に行ったりすると、もうね、従業員さんの必死のサービスが見てて痛い。もう、最低限のことだけしてくれればいいから、あんたは自分の仕事しなって思う。明らかに人が足らないし、なんか荒いものとかたっぷりたまってるし。少々の不手際とかあって当然だから、だから、必要以上に恐縮したりしなくていいから。どっちかってーとめんどくさそうでいいんだよ。価格勝負の店なんて。
 
 「行かなければいい。」というご指摘ごもっともなんだけど、最近顕著なんでつい、ね。