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群馬県在住のおじさんがブログを書く

胆石入院日記7 〜そろそろちゃんと手術への道のり


     胆石日記


 というわけで、金曜日に退院して、月曜日に改めて外科病棟に入院した。
 何時に行っていいのか明記されておらず、10時過ぎに病院に電話をしたら「すぐ来てください」ということで、11時頃には病院へ。
 外科病棟に案内され、週末の退院していた間に図書館で借りた本を枕元に並べ、早速の昼食を食べた。まだ脾臓食。

 午後になると看護士さんが入院と手術の説明に来てくれた。入院については前回の内科病棟と同じような話で、何枚かの書類にサインをした。
 続いて手術に対しての説明があったのだが、想像以上のことで驚いた
 というのも「いたって簡単な手術」という認識だったので、寝て起きたら終わってると思ったのだが、やはり色々と大変なようだった。

 まず、身体に色々な管を入れるという時点で俺はもうダメ。
 鼻から胃にかけての管。おおいやだ。
 おしっこができないので、尿管に管。 「はあ? ちんちんの先から管ですか?」
 あ。だいじょぶです。入れるときはもう麻酔で寝てますから。「ああ。そうなんですね。あれ。でも、抜く時は・・・?」 ええ。まあ。・・・
 腕には点滴。これはまあ、いいやな。
 そんでもって極めつけは、『背中に管。』せなか。に。くだ。入れるんだって。背中に。背骨のところに。麻酔を注入する管を入れるんだって。
 「え。。。 背中にくだ。。。 ですか。。。」 ええ。術後になるべく早く動いたりできるように、痛み止めを注入するための管を、背中に入れます。

 あ。もうだめ。そんなに管を体中に刺されると思っただけでだめ。
 「さされる」ことがいやなんじゃなくて、そういうものが「入っている」こと、そして「近々それを抜く」ということがだめ。

 つねになんらかのリスクにつながれているし、それは必ず痛みを伴ってはずされなければならないという、その現実を背負うと言うことが苦痛で仕方ない。
 入れるときは確かに麻酔してるからいいさ。でもさ、抜く時は麻酔しないんだよ。

 左腕、鼻、背中、尿管に管をつながれると言う現実を突きつけられ、しかもそれが翌日であると言うゆるぎない事実を眼前にし、俺は途方に暮れた。
 「いやです。」とは言えない。

 その日の夕飯は流動食をいただいて、お風呂に入った俺は、まな板の鯉としての夜を過ごしたのだった。


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