八朔と林檎
はっさくとりんごです。
それにしてもほったらかしすぎで笑えてきます。
さてここまでは大根や白菜キャベツといったものでしたが、小さくて丸いものを積む基本です。
基本は3段で10個使います。並べてみて大きさや形などをチェックします。後ろに映ってるのは次男です。
台座となる一段目、6個並べます。うまいこと3本の対角線が描けるように形どります。次男が邪魔をしてきます。
二段目は一段目の間あいだに3個置きます。バランスが大事。柑橘系は柔らかいのでぎゅっと押え込むようにします。
三段目として一個おきます。この三段10個、6−3−1のフォーメーションが丸ものの基本です。
特に芯ができるといいとされています。この際「芯」は2−1−1と真っ直ぐに描かれた線になります。
数が多い場合などに8−4−1や7−3−1とする場合もあります。基本は6−3−1がキレイな形でしょう。
次に林檎を積みます。基本3段6−3−1は同じですが、林檎は固いので少し難しいです。
一段目6個。林檎は固い上に大きいので大変ですが、バランスをとりますのでお皿からはみ出していても大丈夫です
これくらいなら余裕です。
で、三段積んで完成です。二段目が外に広がっているのは一段目を押さえてバランスをとるためと、三段目を安定させるためです。これもはっさく同様に芯が出来てます。
献撰は人から人へと手渡しで運ばれますので、特に不安定なものの場合は積んだ後に上下左右に少し揺らしてみてきちんと安定しているかどうか確かめます。
もしもぐらぐらするようであれば、配置を替えるなり向きを調整することで安定することが多いです。これは手を抜かずにやるべきでしょう。