道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

仮に自殺したとして、それは手段でしかないだろうと思う。

  事故なぜ…小瀬選手 同僚に「自殺したい」気になるメールも

 落合弁護士のところで取り上げられていました。

 以前にごく近しい人間を自殺で亡くし、そのやりきれなさや混乱を知る人間として、また、最近ふと「自殺してしまうかもしれないなー」と思った人間としては、自殺したいと願っている人間になにをどうしたら自殺をやめてもらえるかというのは、やはり千差万別で個別の対応が必要であろうと思います。
 俺はその状況から「逃避」という行動をとることで自殺してしまうかもしれないという危険な考えはかなり薄らぎました。
 でも、逃げたくても逃げられない人はたくさんいるし、俺だってこのさきの生活とかそういうこと考え始めたら不安がないわけではありません。

所属がある会社員等については、所属する組織がメンタルヘルスに日頃から留意して、重大な取り返しのつかない事態に至る前に食い止めるということ

 小さいながらも組織に所属していましたが、やはり中小や零細企業においては「メンタルヘルス」とか言い出した時点で「退職してね。」って言われてしまうような現実はあるわけです。俺の場合は仕事上の問題があったりしたわけですが、家庭の問題だったりすると逃避のハードルがまた上がってしまうかもしれません。
 それと同時に思うのは、「自殺してしまうかもしれない。」「死んでしまいたい」と思っている人には、辛いのは承知ですが、誰でもいいから、愚痴でも泣き言でもいい、聞いてもらうだけでもいいからまずは勇気を出して吐き出してみることも、死ぬ前に試してみる価値はあるよと、いうことです。
 自分にとっては死んで詫びたい、死ぬ以外に生きる道がない(これくらいのことは平気で考えます)、と思うような問題であっても、実はそれほど大きな問題ではない場合があったりします。逃げ道があったりします。

 必ずではありませんが、可能性が0ではないということです。