道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

亀田選手おめでとう

 一応書いておこうと思う。11月29日。亀田興毅選手がチャンピオン内藤大助選手からチャンピオンの座を勝ち取った。
 視聴率もものすごい数字だったそうな。
 当日は仕事だったので家に帰ると11Rが終わるところだった。
 普段は帰宅すると嫁さんが夕飯の支度をしてくれたりしているのだが、バレーボールの大会のときとか、こういうときとかは夕飯がすぐには出てこないので、ぼおっと見てみた。
 亀田選手は綺麗な顔で、内藤選手はぼこぼこだった。32インチに大きくなったテレビのおかげだと思った。
 12R。「12ラウンドで終わり?」という、「お前今まで何見てたの?」と思う質問を嫁さんから浴びせられながら「そうだね。」と答え、ネクタイも外さずに試合を観る。倒しに行く内藤選手、冷静にカウンターをとりに行く亀田選手、試合の巧拙は明らかだった。「亀だの勝ちだ。」と。それにしてもいい試合だと思った。1ラウンドしか観られなかったが、十分だったかもしれない。

 今日あたり聞こえてくると、TBSのつまらない印象操作もあったりなかったりしたようだけれど、それは抜きにしていい試合だったと思う。

 俺はどっち派でもない。亀田も好きでもないし、かといってアンチ亀田でもない。
 内藤も素晴らしい選手だと思うけど、別に応援しようとも思わない。
 どっちかって言うと亀田に勝ってほしかった。内藤選手が、辛そうに見えることがたまにあったからだ。彼はタレントでもないし、現役の世界チャンピオンなのだ。ボクシング以外のことでテレビに出たりして、それは大変なことじゃないかと思ったからだ。
 そして、亀田選手には、勝って世間に大きな顔で「どうや!」って言ってほしかった。
 忘れないよ。あのときのことは。
 弟くんが内藤選手との試合で物議をかもして、それによって完全に悪者にされた、亀田一家。その時に一人テレビの前で謝罪を繰り返した亀田選手。素晴らしいと思ったよ。

 だから昨日、亀田選手の勝利目前の12Rをテレビで見ながら、
 「あの時亀田のことをこき下ろしたテレビ局の連中は、揃って亀田に謝罪せえよな。」とおもった。
 亀田選手が謝罪会見したにも関わらず、「謝罪になってないですよね。」とか言ってたキャスターがいたよ。
 亀田選手は今回、強くなって答えを出した。だったら、当時不当に彼らを叩いたメディアは、きちんと、彼の強さを報じ、当時の報道について振り返るべきだ。
 あの時はあの時であなた達にも問題があったことは確かだが、あなたはあなたのやり方で、強さと言う表現を貫いた。私達は当時を振り返り、今回あなたに謝罪する。とでも言ってほしいくらいだわ。でないと、なんでもありだわ。テレビとか。

 補足として一応旧ブログ、亀田弟が内藤に負けた頃のログは以下。

   http://blog.auone.jp/doksensei/?p=0&disp=entd_p&EP=19213505
   http://blog.auone.jp/doksensei/?p=0&disp=entd_p&EP=19482686