道ログ2

群馬県在住のおじさんがブログを書く

セレブとかハイブリッドとか

 ここ何年か流行ってる言葉にセレブとかハイブリッドとかあります。
 あと、カリスマとかもそうなんだけど、やっぱり感覚的に理解してしまうとだまされちゃうかなって思ってて。

「セレブ」

 って、著名人とか有名人ってのが本来の意味のはず。
 なんとなく、今テレビとかでセレブって言うとお金持ち、とか優雅な、とかって意味に思われがちだけど、それはやっぱり違う。
 まあ、ある意味「セレブに憧れる」ってのは、お金持ちになってみんなの羨望の的になりたいと思うようであれば間違いではないでしょうけど。「どこどこでランチするなんて、セレブな感じ〜」とか言うのは頭の悪い使い方でしょう。

「ハイブリッド」

 昨今のエコブームに乗って自動車業界ではひっぱりだこのこのハイブリッド。エコっぽいイメージですが、実はこの言葉自体にはエコの要素はない。「混じってる」ってのがぶっちゃけ「ハイブリッド」ってことだろう。
 つまりプリウスインサイトなどのハイブリッドカーってのは、「ガソリンを使用するエンジンと、電気モーター両方使ってます」っていう意味の「ハイブリッドカー」なんです。
 「電気を使ってるからエコっぽい」から「ハイブリッドカー」なんじゃないんです。
 だから、たとえば今研究されてる完全電気自動車なんかになれば、ものすごいエコですけど「ハイブリッドじゃあない」車が出来上がるわけです。
 つまりハイブリッド=エコじゃないんです。

「カリスマ」

 これは難しい。
 「神性」「神秘性」と訳されるべきかと思います。一時期のカリスマ美容師はじめ、取りざたされた単語でした。
 今でも稀に聴くことがありますね。「あの人にはカリスマがある。」とかって。
 誰かから「カリスマ美容師」の定義を聞いたことがないので感覚的にですが、流行していた当時は、なんとなく「人を惹き寄せる力」みたいに使われていたように思います。ある意味乖離してはいませんが、「神性」などを無視して使ってはいけません。

「スタンダード」

 これはもう、俺が小さい頃に確かビデオテープのCMか何かで、「綺麗に撮れるスタンダード」みたいなコピーで流されていた単語です。何年かして英語の授業で「standard=標準」と習ったときには、なんら特別な商品ではなく、標準的なものを大きく宣伝して売ることがあるんだな、と切なくなったもんです。

 つまり、言葉の使い方、特に商品を宣伝するような時などは、間違っちゃいないけど聞こえがいいように使うもんなんです。ということです。はい。